第3回2ちゃんねる全板人気トーナメント宣伝スレ-03
大型・特殊車両支援、良くわかる高所作業車講座@
一概に高所作業車と言っても、実は色々な種類が存在します。
まず、バケット部分を運ぶ車体だけでも3種類あります
@トラック式:走行装置が自動車になっている物。一般道路を走行できる為、
機動性に富んでいます。大半がトラックの荷台部分に装着されていますが、
ワンボックス車の天井に付いた物などもあります。普段良く見るのはこのタイプです。
Aホイール式:バケットの下に自走様のタイヤと駆動装置が付いた物。
通常の自動車ではありませんので、一般道の走行は不可となっています。
小型の物は、屋内作業などにも使用されます。
Bクローラー式:自走装置がキャタピラになっているタイプ。
不整地での作業に使われます。
ただ、現在はゴム製キャタピラを使用することによって、屋内でも
使用できるようになっています。
大型・特殊車両支援、良くわかる高所作業車講座A
次に、実際に人の乗るバケット部分の違いでの分類です。
@伸縮ブーム型:ラジオのアンテナの様にブームが真っ直ぐに伸びるタイプです。
最も多く見かけるのがこのタイプではないでしょうか。
A屈折ブーム型:ブームが人の腕のように曲がるタイプの物です。
人の乗るバケット部分を車体より奥へ進入させることが可能です。
B混合ブーム型:ブームが伸縮及び屈折するタイプ。
作業場所を高く、かつ車体より奥へともって行くことが可能です。
大型・特殊車両支援、良くわかる高所作業車講座A 追記
C垂直昇降型:バケットを垂直に上へ上げるタイプです。
バケットの作業床面積を多く取れるものがおおいです。
大型・特殊車両支援、良くわかる高所作業車講座B
今度は高所作業車の主な構成部を上げてみます
@走行装置:移動する為の車体
A作業床:人が乗って作業する部分です
Bブーム:作業床を持ち上げるアームです
Cアウトリガ:車体が転倒しない様に車体を支える足の部分です
大型・特殊車両支援、良くわかる高所作業車講座C
高所作業車使用に当たっての諸注意
@高所作業車を扱うには免許が必要です。
まずは免許を取得しましょう
A作業区域の安全をしっかり確保しましょう。
作業車に他の車両が突っ込み、高所作業車が転倒、作業員が大怪我したと言う
事例がありました。
Bアウトリガを確実にセットし、車体を水平にしましょう。
転倒だけはこわいですから。
C強風の時は作業を中止しましょう。風にあおられて大変危険です。
てか、かなりゆれますので、強風時の作業は怖かったです(経験者談)
D作業床には安全帯を取り付けるフックがありますので、きちんと
装着しましょう。万が一落下すると命が危ないですよ。あ、ヘルメットも忘れずに
Eブーム操作の際はしっかり周りを確認しながら行いましょう。
障害物にぶつかると危険です。
うちの後輩はバケットを障害物にぶつけて、バケットの側面に大穴明けました。