漫画さいもえトーナメント 投票スレ35

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■吉良としのぶ
吉良が殺害して顔と指紋を奪った男は、「川尻浩作」という会社員でした。
川尻には妻しのぶと息子の早人という家族がありました。
川尻としのぶの仲は冷え切っており、しのぶは自分を「恋を知らないで結婚した女」と不満に思っていましたが…
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家賃を催促する大家から不思議な力で金を盗む夫(吉良)を見て、初めて「なんてロマンチックなの」と感じます。
 ttp://ranobe.com/up/src/up238636.jpg(再掲) 女心は永遠の謎

それからのしのぶは吉良にラブラブ。
 ttp://ranobe.com/up/src/up238637.jpg(再掲) 彼女の首を絞めようとした吉良にボタンを飛ばされても…
 ttp://ranobe.com/up/src/up238638.jpg(再掲) 恋は盲目。
神経質な吉良とは対照的に深く物事を考えない楽天的な性格で、吉良が彼女のペースに嵌まる事も。
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吉良もそんなしのぶに対し、愛情めいた気持ちを抱いたかのようなシーンもあったのですが…
 ttp://ranobe.com/up/src/up238640.jpg(再掲)
そうした人間的な感情を否定し、最期まで悪役のまま終わったのが、かえって潔く感じられるキャラです。

でもしのぶは短い間でも吉良に「恋」できて幸せだったんじゃないかな。
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■再び、追いつめられる吉良
「川尻浩作」になってから暫くの間は女性を殺したい衝動を抑えていた吉良でしたが、
ある日電車内でムカつくカップルに会ってしまい、二人とも殺してしまいました。
 ttp://ranobe.com/up/src/up238642.jpg      瞬殺
 ttp://ranobe.com/up/src/up238643.jpg(再掲) 質問を質問で返すなあーっ!!
 ttp://ranobe.com/up/src/up238644.jpg      プレゼントだよ…

が、それを川尻の息子の早人に目撃されていた事から、吉良は次第に追いつめられていきます。
吉良を見守る父親の幽霊は息子の絶望の深さを感じて涙しますが…
 ttp://ranobe.com/up/src/up238645.jpg(再掲)
吉良は追っ手から逃げて杜王町を出て行く事を断固拒否しました。
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しかしとうとう仗助たちに、「川尻浩作」としての顔もバレてしまい…
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最後の戦いを前に、吉良は呟きました。

 激しい「喜び」はいらない… そのかわり深い「絶望」もない………
 「植物の心」のような人生を… そんな「平穏な生活」こそ わたしの目標だったのに………
  ttp://ranobe.com/up/src/up238648.jpg(再掲)
誰よりも平穏な人生を願いながら、持って生まれた倒錯的な「趣味」がそれを邪魔する吉良の人生。
普通ならそのどちらかを諦めざるを得ないと思うのですが、
吉良は自分の努力によってその両方を両立させようとします。
殺人嗜好という暗いサガを背負いながらも、その生き方には前向きさや、明るい信念すら感じます。
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吉良が好みの女性を見る時、彼が思うのは「殺してやりたい」ではなく
「この吉良吉影の本性を打ち明けてやりたい」 「この心の底を聞いてもらいたい」
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まるで女性を殺しその手を所有する事が、彼にとっては愛の告白と同義であるかのようです。

吉良の人生が終わりに近づいた時、彼は愛を語るように、側にいた女性の手を「切り抜きたい」と語りました。
 ttp://ranobe.com/up/src/up238652.jpg      アフウウウ〜〜〜〜
 ttp://ranobe.com/up/src/up238653.jpg(再掲) モナリザの手に勃起


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