>>183続
金糸雀「ところで、今日はどう戦うつもりなのかしら?何ならこの薔薇乙女随一の策士である金糸雀が作戦を立ててあげてもいいのかしら」
真紅 「作戦…そうね、まず貴女たちはそこから動かずに…」
雛苺 「りょうかいなのー!じっとしてればいいのね?」
真紅 「次に、よく目を見開いて、私の姿を見て…」
薔薇水晶「…じぃーっ……」
真紅 「そう。そうしてくれてさえいれば、それでいいのだわ。この作戦、極上なのだわ」
翠星石「待ちやがれですぅ。要するに黙って見てろって事じゃねーですか!」
真紅 「そうよ。貴女たちにずっと見られていると思えば、無様は出来たものじゃないのだわ」
蒼星石「ここまで来たら、もういつも通りの姿で全力を出すだけって事だね」
水銀燈「フン、この期に及んでいい子ぶっちゃって…つまんなぁい」
真紅 「あら水銀燈、貴女は別よ。やってもらいたい事があるのだわ」
水銀燈「えっ、ええっ?!なんやかんや言って、やっぱり私は終生のライバルとして特別視して…んもう、真紅ったらぁ…」
真紅 「貴女は貴重な食料の調達係よ。紅茶にスコーンにマポロチョコに…さあ、早く行ってきなさい。3分で」
雛苺 「ねえ真紅、それってただのパシリって言うと思うのよ?」
水銀燈「ま、いいわぁ。不細工真紅じゃどうせ最後の試合になるでしょうしぃ…万一勝てたら、ヤクルトもついでにオゴってあげるわぁ」
真紅 「やれやれ、案外ケチなのね。ちゃんとジョアとピルクルも付けなさい。いいわね?」
水銀燈「あーやだやだ、そう言うタカりの皮算用は、ちゃんと勝ってから言いなさぁい、おばかさぁん」