漫画さいもえトーナメント 投票スレ25

■トムとじィさん
それは吐夢に拾われる前の話──
ある雨の日、一人暮らしのじィさんに拾われ、「トム」と名付けられたみかん
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じィさんと話したくて、じィさんの話し相手になりたくて堪らなかった
トムは日々発声練習に励み、
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そして��そのとき��は訪れました
ttp://ranobe.com/up/src/up230991.jpg　「ごはーん」

これは夢？それとも自分の頭がどうにかなってしまったのか？
そう思いながらもトムと過ごす日々は楽しくて
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トムが人前で話すのを見て、現実を突きつけられたじィさんは
トムに自分以外の人の前で話すことを禁止します
自分はいい、でも奇異の目で見られトムが傷つくのは……
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「でもわしにはしゃべっておくれな」
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毎日が楽しく、ずっとこんな日々が続くのだと思っていたある日、異変が
じィさんが体の調子を崩し、入院することになってしまいました
「すぐ帰ってくるから」じィさんの言葉を信じ、一人家で待つトムでしたが
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帰って来たじィさんは白く、冷たくて──
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じィさんに話しかけるトムを見て「化猫だ！！」と叫ぶ人、悲鳴をあげる人
トムはじィさんが何故人前で話さない方がいいと言ったのか、その意味を理解します
そしてもうここにはトムを守ってくれる人はいません

ここを離れよう。そんなトムに一人「行くな」と声を掛ける人がいました
じィさんの友達だったトヨばーちゃんです
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「ありがとばーちゃん。でもさよなら」
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あちこちを放浪し、自分を受け入れてくれる家を、人を探していたトム
けれどある日、もう逃げなくていい相手を見つけます。自分と同じ名前の少年、吐夢を
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