漫画さいもえトーナメント 投票スレ23

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902<<楊ゼン@封神演義>> AB5 支援1/4
<<楊ゼン@封神演義>>支援
・フラッシュ>>717 ・予選支援再掲>>728-731 ・真実(一)>>761-763


■ 楊ゼンの真実(二)


張天君を倒し、楊ゼンはバリア解除のため金鰲の中枢へ。
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そこで待ち構えていたのは十天君のリーダー的存在・王天君であった。
楊ゼンの出生についてさらなる秘密を仄めかす彼だが、楊ゼンと何か関わりがあるのだろうか。
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しかし楊ゼンもその事実をすでに知っているという。
それでも自分たち金鰲の人間と戦うのかと問う王天君。
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もともとが何であれ、自分は崑崙の道士だと、人間ではありえない手を翳して楊ゼンは答える。
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王天君の言うことは起こり得る未来なのかもしれない。
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けれど、楊ゼン自身は彼の言うほど卑屈な存在ではなかった。
903<<楊ゼン@封神演義>> AB5 支援2/4:2007/10/10(水) 18:42:05 ID:wcM9RpGP

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「僕は誰かに好かれる為に戦っているんじゃないよ 僕がみんなを好きだから戦っているんだ」
バリア解除のボタンはその真実の手で触れられる。
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────崑崙にいる、楊ゼンを信じる者たちのために。

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バリアが解け、崑崙山はそのまま金鰲島へ激突。これで状況は五分と五分になった。
そのことは楊ゼンにも伝わった様子である。しかし彼は未だ金鰲に取り残されたまま。
時列は少々ずれるが、この楊ゼンの台詞は下のやり取りに対応していると思われる。
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「信頼だよ 公主」
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そして太公望・四不象・玉鼎・蝉玉が、楊ゼンを救出するため金鰲に入ることとなった。

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話はやや飛び、ついに一行へ王天君からのアクセスが。
太公望との相乗効果で崑崙仙道が力を伸ばすことを知っている王天君は、
「楊ゼンのもとへ行けるのは一人だけ」という条件を真っ先に突きつける。
904<<楊ゼン@封神演義>> AB5 支援3/4:2007/10/10(水) 18:42:36 ID:wcM9RpGP
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名乗りをあげたのは楊ゼンの師・玉鼎真人。
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楊ゼンの真実を知っているからこそ、太公望ではなく自分が行くという玉鼎に
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太公望は笑顔でこう返したのであった。

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罠とは感付きながら、玉鼎は楊ゼンと、そして王天君のもとへ辿り着く。
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崑崙と仲間の無事を告げ、弟子を労う玉鼎。
楊ゼンの顔に笑顔が浮かぶが、目の前には不吉な様相の王天君が佇んでいた。
彼が二人を素直に返してくれるはずもなく、衰弱した楊ゼンを傍に置いての不利な戦いが始まる。
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王天君の攻撃法は場に自分の空間を作り、そこに酸性の雨を降らせるというもの。
剣技で戦う玉鼎には分が悪く、王天君を倒すよりも楊ゼンを庇いながら出口に向かうことを選ぶしかない。
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満身創痍の玉鼎、しかし出口は遠く。
905<<楊ゼン@封神演義>> AB5 支援4/4:2007/10/10(水) 18:43:07 ID:wcM9RpGP
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身を溶かす雨の中で、玉鼎は遠き日の思い出を話し始める。
息子のごとく大切に育てた愛弟子は、確かに大きく成長していた。


太公望たちの待つ出口まで、楊ゼンを守り通した玉鼎。
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その最期の口元は、笑顔を象っていたのだろうか。



続く→

 行数余ったのでこのエピソードに対する思い入れを少し。
 スキャンするときに半分泣きかけたのは今回が初めてでした。
 楊ゼンは複雑な生い立ちではありますが、決して不幸ではなかったのだと、ここを読むと思います。
 予選で支援できなかった玉鼎も紹介できて良かった。