■人物紹介■
スナフキンは、漫画「ムーミンシリーズ」の主人公・ムーミン・トロールの親友。
読者の中にはヒトだと思っている人も多いが、ヒトではなく妖精に似た生き物。
スナフキン(Snufkin)は英語名の転用で、原作のスウェーデン語では
スヌス・ムムリク(Snus mumrik:嗅ぎタバコを吸う男の意)という名で登場する。
ムムリクは種族名。決して「スナフキン」という種族名でない。
尚、父親はヨクサル・ムムリク、母親はミムラ族のミムラ夫人で、スナフキンは
ミムラ姉さんとミイの異父弟※1にあたる。
自由と孤独、音楽を愛する旅人。物事を所有することを嫌う。
ムーミン一家とは仲がいいが、ムーミン屋敷に泊まることは決してせず、
川のほとりにテントを張って暮らしている。ハーモニカで作曲するのが好き。
冬の来る前に南へ旅立ち、春の訪れとともにムーミン谷に戻ってくる。
あと、人に指図されるのを嫌い、公園に立てられた禁止事項の立て札を一つ
残らず引き抜いたほどである。
※1:ミイよりも年上に見えるが、ミイが産まれた時点でスナフキンは居らず
しかもミムラとスナフキンの父親であるヨクサルはまだ出会っていないため、
スナフキンはミイの弟だと推測されている。