漫画さいもえトーナメント 投票スレ23

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■作品紹介■
「ムーミン」とは、ムーミン谷に住むムーミン・トロールを中心に繰り広げられる
ムーミンの家族や仲間たちの物語である。
日本ではアニメや小説で馴染み深いムーミンシリーズだが、漫画版も存在する。

その漫画版は、トーベ・ヤンソンが1947年-1948年までフィンランドの「現代」誌に
小説を元にしたコミックを連載されたのを皮切りに、1953年からイギリスの日刊紙
「イブニング・ニュース」に連載が開始される。
途中から実弟のラルス・ヤンソンが描くようになり、1975年まで作品が発表された。

・筑摩書房版(全14巻)最終刊表紙
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・福武書店版(全10巻)最終刊表紙
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■人物紹介■
スナフキンは、漫画「ムーミンシリーズ」の主人公・ムーミン・トロールの親友。
読者の中にはヒトだと思っている人も多いが、ヒトではなく妖精に似た生き物。
スナフキン(Snufkin)は英語名の転用で、原作のスウェーデン語では
スヌス・ムムリク(Snus mumrik:嗅ぎタバコを吸う男の意)という名で登場する。
ムムリクは種族名。決して「スナフキン」という種族名でない。
尚、父親はヨクサル・ムムリク、母親はミムラ族のミムラ夫人で、スナフキンは
ミムラ姉さんとミイの異父弟※1にあたる。

自由と孤独、音楽を愛する旅人。物事を所有することを嫌う。
ムーミン一家とは仲がいいが、ムーミン屋敷に泊まることは決してせず、
川のほとりにテントを張って暮らしている。ハーモニカで作曲するのが好き。
冬の来る前に南へ旅立ち、春の訪れとともにムーミン谷に戻ってくる。
あと、人に指図されるのを嫌い、公園に立てられた禁止事項の立て札を一つ
残らず引き抜いたほどである。


※1:ミイよりも年上に見えるが、ミイが産まれた時点でスナフキンは居らず
しかもミムラとスナフキンの父親であるヨクサルはまだ出会っていないため、
スナフキンはミイの弟だと推測されている。
■漫画版での活躍■
アニメ版や小説版のイメージとは少々違う雰囲気を持つ漫画版のスナフキンだが、
それでもスナフキンはスナフキンで、ムーミンの頼もしいお兄さん的存在である。

福武書店版「ムーミン英雄になる」より
漫画版スナフキン初登場。
ムーミンとスニフが貯めたお金を元手に果樹園でお金を増やそうとするが――
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福武書店版「ムーミンパパの幸せな日々」より
退屈な日々に飽きたムーミンパパは、冒険家の道を歩む決意をし、事件を求めて
ムーミンママを伴い大掃除中に家出をしてしまう。
一方、置いて行かれたムーミンはスナフキンに相談するが――
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筑摩書房版「しあわせな日々」内の「スナフキンの鉄道」より

ある日のこと、ムーミン谷に突然鉄道建設工事が始まり、作業員らが派遣される。
何とか阻止しようとするムーミンだが、当然の如く全く相手にされないまま、鉄道は完成
間近になってしまう。
困り果てたムーミンは、スナフキンの力を借りることにした。
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スナフキンはある策を用いて作業員らの気を逸らすことに成功するが――
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一方、お金が儲かると考えた鉄道建設に賛成しているスニフは、反対しているムーミンの
説得にかかる。
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結局、遊びほうけている作業員たちの代わりに鉄道建設を手伝う羽目になったムーミンと
スナフキンだが、スナフキンは鉄道の代わりにジェットコースターを建設しようと提案する。
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二人だけでは中々ジェットコースターの建設は一向に進まないが、スナフキンは口先三寸で
作業員らに手伝ってもらうことに成功する。
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遂に鉄道ではなくジェットコースターが完成して、めでたしめでたし。
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