>>560つづき
水銀燈「んっふっふーっ!よくぞ聞いてくれたわねぇ!それじゃ早速使用言語をドイツ語にチェンジ!」
蒼星石「…ハイルなんたらとか、危ない事言わなきゃいいんだけど…」
水銀燈「……ば…バウムクーヘン?」
真紅 「散々引っ張ったドイツ語がそれって…貴女バカァッ?!」
蒼星石「いや真紅、わざわざくだらないエヴァネタに乗っかる君も大概バカだ」
巴 「まあ、英語がダメなのに更にドイツ語ができるとは思ってなかったけど」
水銀燈「ま、まだまだぁっ。後はパンツァードラグーンとか、そういう単語も言えるわよぉ?」
蒼星石「うるさい。せめて最萌的に舞乙ツヴァイとか言えないのか君は」
真紅 「何にせよ、水銀燈に期待したのが間違いだったようね。さあ、はやく試合の準備をした方が…」
水銀燈「ちょっとまったぁ!」
雛苺 「うい?まだ何かあるの?」
水銀燈「真打は最後に登場するでしょお?見せてあげるわぁ!水銀燈の最も得意な外国語を!」
巴 「明らかに日本産でないであろうドールが外国語っていうのも変だけど…何なの?」
水銀燈「英語だのドイツ語だのもう古いわぁ!世界に通じる小洒落た言語、イタリア語こそ水銀燈の最も得意とする所なのよぉ」
蒼星石「へぇ、それは初耳だね…そこまで言うならよほど自信があるのだろうし、少し興味が湧くね」
>>561つづき
水銀燈「それじゃいくわよぅ!!えーと…Watashi no namae ha Suigintou.Mottomo arisu ni chikai koukina sonzai…」
蒼星石「日本語をただローマ字に直しただけじゃないか!」
水銀燈「そうよぉ!イタリアの首都と言えばローマ!それがイタリア語なのよぉ!!」
真紅 「事ここに及んで男塾クラスのアホが露呈するとは思ってもみなかったのだわ…」
雛苺 「トモエ、ごめんね…なんだかいいアイデアはでないみたいなの」
巴 「謝る事はないのよ…そうよ……!わかったわ!これよ!」
雛苺 「ど、どうしたの?」
巴 「柏葉巴…ローマ字で書くと…『To Moe』…ちょっとヒナの発音っぽく書けば『Too Moe!!』!」
真紅 「Too Moe…すこぶる萌え!!トゥモエという呼び方にそんな意味が!」
水銀燈「で、でしょ?でしょぉ?!さ、最初からこの水銀燈にはお見通しだったのよぉ!」
巴 「柏葉Too Moe!!柏葉Too Moe!!なんだか、新しい自分に出会えそうな気がしてきたわ…!」
水銀燈「やったーっ!なんだか今大会、初めて持ち込み企画が成功したんじゃないのぉ!?」
真紅 「ふふ、そうね。よくやったわ水銀燈。さしずめその頭脳が上手くスィンギングしたって所かしら」
水銀燈「あらやだ、真紅ったら。貴女もちゃんとグッドシンクィングしてくれたじゃないのぉ」
蒼星石「…なんだか勢いで上手くごまかそうとしてる所悪いけど、それって結局日本語のダジャレじゃないの?」
水銀燈「ぎくぅっ…!…ま、まぁほらぁ、今回はトモエ自身も乗り気みたいだしぃ、多目に見てくれないかしらぁ」
蒼星石「やれやれ、仕方ないなぁ。今回だけだよ?マジカルティーチャーがこんな事してーちゃー、ホントはいけないんだからね」
水銀燈「わぁい!さっすが蒼星石ぃっ!…って最後、何か聞こえた気がするんだけどぉ?」
蒼星石「な、なな、なんでもないよっ?ささ、試合も始まるし、ほら急がなくっちゃ!!」