<<島津由乃@マリア様がみてる OVA>>紹介文 その2 その1は
>>473、その2は
>>475 『黄薔薇革命』
原作2巻のタイトル。アニメでは第1期4話に放映された。黄薔薇姉妹(主に由乃)の起こした前代未聞の大騒動のお話。
由乃の人となりを知るには必須のエピソードでもある。
従姉妹で幼馴染みの支倉令と島津由乃は新聞部主催の前項アンケートでベストスール(姉妹)賞をもらう程だったが、ある日
突然由乃がロザリオを返し姉妹関係が解消されてしまう。
令はショックのあまり校内を幽霊のように歩き回り、事の子細を誰彼構わず喋っているところを祥子たちに連れ戻される。
由乃は病院に入院し、新聞部の三奈子は「黄薔薇革命」のタイトルで号外を出し、忙しい令の事を考え、由乃が身を引いたと
書き立てる。それに影響された他の一部の生徒たちが、自分の姉との姉妹関係を突然解消する事件が何件も起こってしまう。
そんな中、沈黙していた由乃が祐巳を病院に呼び、真相を明かす。噂話とは逆に、令は由乃に過度に依存する余り過保護に
なっており、由乃がいないと駄目な令が強くなる様にと姉妹の解消をしたとの事だった。令だけに辛い思いはさせないと、
由乃自身も、逃げていた手術を受け入れ、強くなろうと決心した。手術の日は剣道大会の日。令は延長戦の末、リリアンを
優勝へと導く。手術は無事成功し、学校に復帰した由乃は令をマリア像の前に呼び出して、もとの姉妹に戻った。
要するに本作における「姉妹」関係とは軽い遊びではないということを訴えているエピソードであり、マリみてファンの中で
黄薔薇好きにとっては聖典とも言える一冊である。しかしこの話はあとの話を読めば読むほど感慨深いものになる。
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