漫画さいもえトーナメント 投票スレ9

■「海の闇、月の影」作品紹介
　篠原千絵によるSF作品。全18巻。

ttp://uploader.fam.cx/img/u15723.jpg
　仲の良い一卵性双生児の流風と流水は同じ相手・克之先輩に恋をし、選ばれたのは流風だった。
　負い目を感じる流風に対し、流水は少しの痛みを抱えながらも喜んでくれた。
ttp://uploader.fam.cx/img/u15724.jpg
　後日、部活仲間とのハイキングで、部員たちと共に双子は古墳に迷いこんだ。
　崩れた壁から異臭を感じた後に、部員たちは謎の死を遂げ、双子だけが生き残った。
ttp://uploader.fam.cx/img/u15725.jpg（グロ注意）
　その日を境に流水は「やはり先輩を譲れない」と態度を変える。そして……不気味な能力で流風の命を狙う。
ttp://uploader.fam.cx/img/u15726.jpg
　やがて流風も同じ能力に目覚めた。部員が死に、双子が能力を持ったその理由――
　ある本を読んだ克之は、それら古代の未知のウィルスによるものだと考えた。
ttp://uploader.fam.cx/img/u15728.jpg
　ウィルスに感染した日、恋愛の勝者と敗者として双子の精神的な面には大きな差違があった。
　ウィルスは流水の負の感情を増幅させ、それらが能力にも違いを与えており、
　流水は体液からウィルスを感染させた相手を自在に操れ、そして流風は抗体によってそれを防ぐ能力があった。

　かくして流水はウィルスによって人々を操り、強大な権力によって克之を奪おうとし、超能力を用いた壮大な痴話喧嘩がはじまった――

■ジーン・アルバート・ジョンソン
ttp://uploader.fam.cx/img/u24184.jpg
　薄い金の長髪と、淡い水色の瞳の美しい白人男性。
ttp://ahya.jpn.ph/php/up/img/739.jpg
　ヤンデレた流水が克之の両親を殺害した際、葬儀に出るために来日した。
ttp://uploader.fam.cx/img/u24187.jpg
　だが彼には真の目的があった――超能力を持つ双子と出会う事。
ttp://ahya.jpn.ph/php/up/img/740.jpg
　彼は流風を車内に誘い、そして流風ごと車を海へと落とした。
ttp://uploader.fam.cx/img/u24189.jpg
　「あなたの能力が本物ならまたお目にかかれるでしょうね」　人違いだったらそのまま殺す気マンマン
ttp://ahya.jpn.ph/php/up/img/741.jpg
　水圧により車のドアを開ける事が出来ない。曰く「ざらざらとした舌で全身を舐められるような感覚」らしいが、
　それ以外どうしようもない状況なので、流風は車を通りぬけなんとか脱出した。

ttp://uploader.fam.cx/img/u24190.jpg
　双子の能力が古代のウィルスによる物だと推測するに至った本の著者――それが彼の正体であった。
　双子が能力を持つ事を知っていたのは、生前に小説家である当麻父に相談されていたため。
「その分野でなら他の誰にも引けをとらないつもりです　多分あなた方の力になれると思いますよ

■三人目の能力者
ttp://uploader.fam.cx/img/u24192.jpg
　ジーンは医学にも精通しており、この能力が消せるのかと流風は希望を抱くのだった。
ttp://ahya.jpn.ph/php/up/img/742.jpg
　その他にも、ジーンは九つの博士号と十の特許を所有する洒落にならないレベルの天才。
ttp://uploader.fam.cx/img/u24199.jpg
　能力を消されてたまるかと流水はジーンを殺そうとするが、反射神経にも優れたジーンであった。
ttp://ahya.jpn.ph/php/up/img/743.jpg
　そして彼は不穏な発言をする。

ttp://uploader.fam.cx/img/u24201.jpg
　連れ込んだ流風からえろい方法で抗体を得る。
ttp://ahya.jpn.ph/php/up/img/744.jpg
　すぐさま双子がウィルスに感染した古墳と繋がっている洞窟を探し――
ttp://uploader.fam.cx/img/u24202.jpg
　ウィルスを得て、双子と同じく能力者となったのだった。
　（抗体を得た後の感染なので、部員たちのように死ぬ危険なく安全に能力を得られる）

ttp://ahya.jpn.ph/php/up/img/745.jpg
　抗体を得た直後に、その事を許した流風に対し変態なのか紳氏なのかよくわからない態度をとる。変態という名の紳氏？

■世界征服
ttp://ahya.jpn.ph/php/up/img/746.jpg
　流水は今までキスによりウィルスを感染させて他者を操っていた。だがそれより手っ取り早い感染方法がある。
ttp://uploader.fam.cx/img/u24209.jpg
　世界征服の手始めに、まずは病院を乗っ取る事となった。
　感染させ操ればそれですむものを、彼は銃をつきつけ……ああ…院長……
ttp://ahya.jpn.ph/php/up/img/747.jpg
　事態に気づいた流風を、彼は眠らせ拉致するのだった。
ttp://uploader.fam.cx/img/u24210.jpg
　そんな馬鹿げた事はやめてと泣く流風にまた変態行為。
ttp://ahya.jpn.ph/php/up/img/748.jpg
　そして流水をも拉致し、監禁王子化するのであった。
　能力は月齢に影響されるので双子は抵抗できない。一方で何故かジーンの能力はいつでもフルに使える様子だ。
ttp://uploader.fam.cx/img/u24211.jpg
　おまけにナルシストである事が発覚。

ttp://ahya.jpn.ph/php/up/img/749.jpg
　「わたしは青い惑星ひとつほしいのです」
　その言葉に流水は同意した様子であり、流水だけではなく
　二人と戦う事など無理だと流風は恐れるのであった。

■一人にして双子なるもの
ttp://ahya.jpn.ph/php/up/img/750.jpg
　流風に散々セクハラをしていたジーンだが、流水にも気があり、二股をかけたいらしい。

ttp://uploader.fam.cx/img/u24215.jpg
　ジーンの12歳以前の情報や、出身地や家族についてはどの雑誌や新聞にも書かれていない。
ttp://ahya.jpn.ph/php/up/img/751.jpg
ttp://uploader.fam.cx/img/u24217.jpg
　それは彼が亡命者であるからだった。
ttp://ahya.jpn.ph/php/up/img/752.jpg
　カレリアは一卵性双生児の出生率が異様に高く、彼の父母・妹・従弟たちは皆双子として生を受けた。
ttp://uploader.fam.cx/img/u24219.jpg
　そしてジーンは、一人でありながら双子ともいうべき存在であった。
　優れた頭脳も、月齢に能力が影響されないのもそのような出生のせいだった。

ttp://ahya.jpn.ph/php/up/img/753.jpg
　ジーンはひざまずいて流風に愛を請うが、克之一筋の彼女はそれを拒絶する。
ttp://uploader.fam.cx/img/u24221.jpg
　克之をめぐって流水と争う流風はかつて言った――双子ではなく一人の人間として生まれたかったと。
　「わたしはふたりで生まれたかったですよ　ちゃんと双子として……」