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>>20 )人形用の縫い糸、それも赤が必要。さすがに「人形用」は一般家庭に常備されて
いるわけでなし。最近知ったドールショップ「ENJU」で品を求める
その際、店主槐が作った人形用のブローチが目に留まる
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ジュンは真紅の服飾に新味を加えてあげたく思い、糸と一緒に買い求め、真紅に見せる。
…しかし、彼女の反応はジュンの期待とは真逆。
顔をしかめ、目をそむけて拒む真紅。その後の陰気な夕食。
「やってみれば、実際に服との相性を見せれば、考えもかわるだろう」と思い、実際に付けて
みるジュン
しかし、彼女の態度は逆に硬化。「いいからすぐに外して!」と言い放ち、最後には毟り取る
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・・・そして、「諍い」
嫌気が差してその場=部屋を離れるジュン。と、彼の前に現れた蒼星石(F08 Sep.06th)。
ブローチを見せていただけますかと頼む蒼星石。応じるジュン
蒼星石は「やっぱりか…」と不安が的中した顔を見せる
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いぶかしむジュンに事情を話し始める蒼星石。彼の中で「記憶の糸車」が逆に回り始め、
時と場所はヴィクトリア朝大英帝國の倫敦へと遡る…