アニメ最萌トーナメント2007　投票スレRound86

B12組　<<ウルトリィ＠うたわれるもの>>　支援　〜エピソード紹介１〜

●お茶と外交

ウルトリィと供のムントがハクオロの国を初めて訪れたのは、ハクオロが国を興して
間もない頃だった。二人はオンカミヤムカイ国から友好の使節として来訪したのだ。
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堅苦しい挨拶が済み、小部屋に移ったところで、エルルゥが「粗茶ですが」と言って
お茶を持ってきた。それを聞いたムントは「残念ですが我らは歓迎されていないよう
ですな」と言って難色を示した。しかし、ウルトリィは黙ってお茶を飲むと、笑顔で
一言「おいしい」と評した。
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それを受けてお茶を飲んだムントは「こんなおいしいお茶を粗茶などとご謙遜なさる
とは人の悪い」と言い、すっかり機嫌を直した。

ウルトリィの温和な性格が外交上の誤解を防いだのである。