4コマ漫画最萌トーナメント 投票スレ5

このエントリーをはてなブックマークに追加

<<クロ@棺担ぎのクロ。〜懐中旅話〜>> 支援と銘打ちながら、いきなり 「なんだこりゃ?」 と思われた方も多いと思います。

  そう…… >>839-840 は、あくまでプロローグ。
  今回のクロ。支援はここから始まります。

でもその前に
前回支援をご覧になっていない方のために <<クロ@棺担ぎのクロ。〜懐中旅話〜>> 前回支援分も再掲載しておきます・・・


どこまで続いて、どこで終わるかもわからない道を
   ひたすらに、ひたすらにあるく

    私の旅は、どこまで続く
       どこまで、どこまで歩けばいいのだろう

        もし世界が、手のひらくらいの大きさだったら
           きっと旅するのだって、楽だったのに

   http://nonamev2ak.sakura.ne.jp/ex/src/ex42850.jpg

冒頭で少しだけ触れた、旅の宿での出来事。

  その宿では、近くの森で「吸血鬼が出た」というウワサが・・・
  そんな折、旅の宿に現れた <<クロ@棺担ぎのクロ。〜懐中旅話〜>> 。
  従業員の娘イーダは、クロ。が噂の吸血鬼ではないかと、恐怖に怯えます。

 ・・・真夜中
   ウワサの真偽を確かめようと、クロ。の泊まる部屋を訪ねようとするイーダ。

刹那!
 背後から何者かに襲われるイーダ!

 刃物を突きつけるその姿は・・・見知らぬ男!?

「────────────そこまでだよ、賊
                  その娘を放してくれないか」

 月明かりに照らされ、現れたその人物は・・・そう、旅人クロ。だった。
   http://nonamev2ak.sakura.ne.jp/ex/src/ex42851.jpg
旅の仲間であるコウモリのセンの助けを借り、賊を撃退したクロ。
  十字架を握り締め、怯えた表情のイーダに詫びる <<クロ@棺担ぎのクロ。〜懐中旅話〜>> とセン。

 「すまねェな。コイツは必要最低限しか、何───にも喋らない奴だから
  多分お嬢ちゃんにも、変な誤解させたり迷惑かけたんじゃないか?」


 そんな折、クロ。の部屋から二人の幼子が出てきます。
 「あ────、いた────。 クロちゃんみっけ────。」
  それはクロ。と共に旅をしている、ニジュクとサンジュ・・・

 「ね───ね───、あたしたちゆかでねてたのに、おきたらベッドにいたの。 どーしてー?
  ジャンケンにかったひとが、ベッドだってきめたのに───。あたしたちが。」

 「私が運んだ…… たまたまあのベッドは、私には寝辛かったみたいだから。」


 その時、イーダは気づきます。
 それがクロ。の「やさしさ」ゆえの行動だということに・・・・・
   http://nonamev2ak.sakura.ne.jp/ex/src/ex42852.jpg
翌朝。

 くちさがなく <<クロ@棺担ぎのクロ。〜懐中旅話〜>> をいぶかしむ宿の客達。
  「何だ あの旅人、棺桶担いでるぞ。」
  「何だか気味悪いな。」
  「裏の商売でもしてるんじゃないか?」
  「もしかして、あいつらが例の吸血鬼だったりしてな────。」

 クロ。の優しさを知った今、イーダはいたたまれない思いに胸を詰まらせる・・・・・

 あわててクロ。を追いかけるイーダ。
  「あの、旅人さん」わずかばかりだが、心のこもった携帯食(?)をクロ。に手渡すイーダ。

  『こうして旅人さん達は また旅立っていきました
   それ以降 私があの旅人さん達と 再び会う事もありませんでした

   けれどもきっと 旅人さんは今も
   この空の下で ながいながい旅の最中で
   このお話もまた そのほんの一部になってしまうのでしょう……』
    http://nonamev2ak.sakura.ne.jp/ex/src/ex42853.jpg