4コマ漫画最萌トーナメント 投票スレ3

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これもまた、ひとつの旅の物語・・・・・
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 ある街へと向かう途中、クロ。とその一行は、行き倒れの風来坊と出会います。
 先の農場で分けていただいたサンドイッチを、風来坊に分け与えるクロ。

  その男が言うには、これから向かう街は生活水準も高く
  プロレタリアの稼ぎ場として有名なところだと言う。
  行きがかり上、路銀を稼ぐ大道芸を手伝わされることになるクロたち一行。
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しかし、風来坊の伴奏とニジュク・サンジュの芸だけでは、路銀は思うように集まらず・・・
 「お前たち、何か歌えるか?」という風来坊の問いかけに対し
 「うた? うたってどんなの?」「うた しらない」 まだまだ知識の乏しいニジュクとサンジュ。

  「! ああ、そうだ。 クロなら歌える!!」
    とんでもない事を言い出すセン。
      今まで多くの町で迫害を受けてきたクロにとっては、まさに驚天動地。
「どうなっても 知らないからな」そう言うとクロは、静かに歌を歌い始めた・・・
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ゆっくりと、静かに、歌を紡ぐ <<クロ@棺担ぎのクロ。〜懐中旅話〜>>

  そのかおはいつものように、わらってもない、おこってもないかおだったけど
  そのあいだだけは、クロちゃんをまんなかにした
  へんな「かぜ」がふいてるみたいだった

・・・いつの間にか出来上がっていた大きな人だかりから、拍手喝采を受けるクロ。
 「いやあ、面白かったよ」「どこの国の歌だい」「かわったメロディね」
  街の人々に受け入れられ、戸惑いを隠せないクロ。
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あとでセンが、こっそりおしえてくれた

  このうたは、クロちゃんのこきょうのおうたで
    まだ、むかし てさぐりでたびをはじめたころ
      たくさんくるしくなったり、かなしくなったりしたときに
    じぶんたちの たびのできごとを、ひとつ ひとつ
      このおうたにのせて うたってたんだって

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