第二回漫画最萌トーナメント 投票スレ82

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708代理投下 (一部修正)
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−絵描き少女 高田愛子との物語 その3−
 愛子のため、投降を選んだルーシーを待っていたもの、
それは、あまりにも悲しい知らせでした。
http://mig380.chez-alice.fr/up1/file/a1_063575.jpg 
「あの少女は死んだ。」「どうしようもなかったんだ」
「お前達ディクロニウスが 私達と共存する道を選んでいれば・・・・」
http://mig380.chez-alice.fr/up1/file/a1_063576.jpg 
ルーシー「私を受け入れなかったのは お前達の方じゃないか!」

 このあとルーシーは、いつか人間を「皆殺しに」してやると決意します。
ただ、この高田愛子との物語は、ルーシーの人間観を肯定否定どちらにも変化させうる
物語といえます。愛子を殺したのは人間ですが、しかし、ルーシーを受け入れ、ついには
命すら投げ出した愛子もまた、人間なのですから。
 ルーシーと対になる主人公、コウタもまた、二律背反に身を引き裂かれることになる
人間です。ルーシーは妹のカナエを殺した相手ですが、孤独と無理解と絶望の中に死ぬ
カナエは、孤独と無理解と絶望の中に生きるルーシーに限りなく近い存在だからです。
 ルーシーは人間の世界を望むのか否か?
 コウタはルーシーを受け入れるのか否か?
二人への身を引き裂かれるような問いかけは、最終巻で大きな意味を持つことになります。