第二回漫画最萌トーナメント 投票スレ76

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876<<荻上千佳@げんしけん>> 支援 あるふぁ 2/4
今回の対戦表を食い入るように見つめるスー。
すっ とおもむろに立ち上がり、荻上に
「code Plaese……」どうやら、コードの取得方法を教えて欲しいと言っているようだ。

「あ、投票してみたいのね? 今日の対戦。そっか。」 パソコンの前にスーを案内する荻上。
「じゃ 私の投票コード使っていいし、質問あったらすぐ呼んでね。……って日本語、分かんねか。」
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ため息混じりに、キーボードを叩き始めるスー。
その間に荻上は携帯電話で、笹原に明日の対戦表を確認することに。
事情をメールで説明する荻上。
「ええ……? それは大変だねえ。スージー、そんなに最萌に出たかったのかー!」
笹原からのメールに荻上は
「……そーいや 私 最萌に出場する理由なんて、想像したこともなかったなァ……」
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一時間待ちのコードも取得し、投票も終え、くつろぐ二人……
スーの髪にドライヤーをあてながら、荻上はポツリとつぶやく
「……でも大野先輩が反対すんのも、しょーがねよなァ……」
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877<<荻上千佳@げんしけん>> 支援 あるふぁ 3/4:2007/02/14(水) 19:33:53 ID:2GqSO1oU
「……しょせん トーナメントなんて……
     ………………  ……………………。」
次の言葉が出てこない荻上。

「……うわヤベ 言葉でてこねえ!
 ちょっと前の私なら、いくらでも最萌の悪口並べられたのに!」

ひとり、言葉を続ける荻上
「……こーゆう劣等感は、スーにはきっと分かんねよ
 スーは自分が支援されて恥ずかしいって思った事、ないっしょ?」
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荻上はなおも、スーに語りかける。

「だからもう分かんねままエントリーして、それでいいと思うけどね。
 スーの好きなように行動してさ、その方がみんな楽しいだろうし

 私もきっと 楽しい。」

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878<<荻上千佳@げんしけん>> 支援 あるふぁ 4/4:2007/02/14(水) 19:35:03 ID:2GqSO1oU
日本語が分からないはずのスー。
それでも何か、心に響くものがあったのか……強く、荻上を抱きしめる。
「ととっ…… え? 何?」
「イマハコレガ セーイッパイ。」
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照れ隠しなのか、突然、ガサガサと部屋を漁るスー。
「ヤツハ トンデモナイモノヲ ヌスンデイキマシタ!!
 アナタノ ココロデス。」

ガサリ、とスーの手に広げられたもの。
それは、以前の「男さいもえ」で荻上が使った、支援原稿のラフスケッチ(カラミ有り)だった……固まる荻上。
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「い……いやソレ、盗んだわけじゃないでしょ?
 隠しといたのを見つけて出しただけだから、セリフの使い方、間違ってるよね……
 てかお前、日本語全部分かってるだろ。    
     お前は日本に来ンなァ─────ッ ……」
 「イーケネェ マータ トッツァンダァ───── ……」二人の叫びが、夜空に響き渡る……
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