このページに関してのお問い合わせはこちら
第二回漫画最萌トーナメント 投票スレ76
ツイート
865
:
<<荻上千佳@げんしけん>> 支援 あるふぁ
:
2007/02/14(水) 19:19:53 ID:2GqSO1oU
お待たせしました! <<荻上千佳@げんしけん>> 原作改変支援!
今回は、前回本線一回戦の支援内容と微妙にリンクしています。
なので! ご覧になっていない方のために、まずは前回支援の再掲載からご覧いただきたいと思います。
ちなみに……げんしけん本編とは構成も内容も微妙に異なります。
なので、「げんしけんてこういう内容だったんだ」カンチガイしないよーに。
866
:
<<荻上千佳@げんしけん>> 支援 あるふぁ 1/3
:2007/02/14(水) 19:21:04 ID:2GqSO1oU
多くの参加者が集う「第二回 漫画最萌トーナメント」
その、多くの予選参加者たちの中から選ばれ、本戦トーナメント出場を果たした <<荻上千佳@げんしけん>> だったが
その胸中は複雑で……戸惑いと、後悔が入り混じるものだった。
トーナメント会場を飛び出し、夜の野外に一人たたずむ荻上。
「すみません。 私、最近調子に乗ってました……」
http://nonamev2ak.sakura.ne.jp/ex/src/ex28436.gif
突然の告白に戸惑う笹原
「え? 何? なんで……?」
「私は、私自身が嫌いなんです……一年前にも私、同じ事をして 多くのファンのいるキャラクターを
敗退に追い込んだことがあります。」
言葉に詰まる笹原。
http://nonamev2ak.sakura.ne.jp/ex/src/ex28437.gif
涙ながらに、言葉をつまらせながら……荻上は語る。
「対戦相手のファンから見たら、どれほど悲しくて…… どんなに傷つくか、私は知ってるのに……
でも、エントリーされて。 わたしはそういう人間なんです……」
笹原は気づく。これが、荻上を苦しめるトラウマとなっていることを……
http://nonamev2ak.sakura.ne.jp/ex/src/ex28438.gif
867
:
<<荻上千佳@げんしけん>> 支援 あるふぁ 2/3
:2007/02/14(水) 19:22:10 ID:2GqSO1oU
荻上の胸の内は、大きな感情のうねりとなって、笹原に突きつけられる。
「……ごめんなさい ごめんなさい
『投票してほしい』なんて…… 私にそんな事 言う資格ねぇ 」
大粒の涙を流す荻上。
http://nonamev2ak.sakura.ne.jp/ex/src/ex28439.gif
笹原は静かに、荻上に語りかける。
「じゃあ それ 今年も参加してみよう」
胸中を語ってなお参加を促す笹原に、驚きと戸惑いを隠せない荻上
「ダメですっ…… ダメです ダメダメ……」
「いやまぁ、大丈夫でしょ」
笹原はなおも語りかける
「そんなに ヒドい事にはならないと思うよ? 予備知識あるから」
涙しながらも、少しずつ荻上の心は動かされていくのだった……
http://nonamev2ak.sakura.ne.jp/ex/src/ex28440.gif
868
:
<<荻上千佳@げんしけん>> 支援 あるふぁ 3/3
:2007/02/14(水) 19:23:16 ID:2GqSO1oU
笹原と共に、控え室へと戻る荻上
荻上の心中を案じるメンバーに、荻上が声をかける
「春日部先輩 大野先輩。……ちょっと控え室の外に、いいですか?」
テラスへと赴く咲と大野……
「いまさらエントリーは取り消せないと思うんですよ」
荻上の言葉に決意が宿る。それに耳を傾ける咲と大野。
http://nonamev2ak.sakura.ne.jp/ex/src/ex28441.gif
荻上の言葉は続く
「連載も終わって、まだ応援してくれる人が………… という事であれば!
私 もう、……逃げるの、やめようと思います」
それは流されるのではなく、荻上自身の心が決めた
トーナメントへの参加表明であった……
http://nonamev2ak.sakura.ne.jp/ex/src/ex28442.gif
そんな、自分にすら自信の持てない、自分ですら嫌いと言ってしまう荻上さんの
心からの笑顔が見たいから…… <<荻上千佳@げんしけん>> 投票よろしくお願いいたします。