第二回漫画最萌トーナメント 投票スレ76

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865<<荻上千佳@げんしけん>> 支援 あるふぁ

お待たせしました! <<荻上千佳@げんしけん>> 原作改変支援!
今回は、前回本線一回戦の支援内容と微妙にリンクしています。

なので! ご覧になっていない方のために、まずは前回支援の再掲載からご覧いただきたいと思います。

ちなみに……げんしけん本編とは構成も内容も微妙に異なります。
なので、「げんしけんてこういう内容だったんだ」カンチガイしないよーに。
866<<荻上千佳@げんしけん>> 支援 あるふぁ 1/3:2007/02/14(水) 19:21:04 ID:2GqSO1oU
多くの参加者が集う「第二回 漫画最萌トーナメント」
その、多くの予選参加者たちの中から選ばれ、本戦トーナメント出場を果たした <<荻上千佳@げんしけん>> だったが
その胸中は複雑で……戸惑いと、後悔が入り混じるものだった。

トーナメント会場を飛び出し、夜の野外に一人たたずむ荻上。
「すみません。 私、最近調子に乗ってました……」
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突然の告白に戸惑う笹原
「え? 何? なんで……?」
「私は、私自身が嫌いなんです……一年前にも私、同じ事をして 多くのファンのいるキャラクターを
 敗退に追い込んだことがあります。」
言葉に詰まる笹原。
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涙ながらに、言葉をつまらせながら……荻上は語る。
「対戦相手のファンから見たら、どれほど悲しくて……  どんなに傷つくか、私は知ってるのに……
 でも、エントリーされて。 わたしはそういう人間なんです……」
笹原は気づく。これが、荻上を苦しめるトラウマとなっていることを……
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867<<荻上千佳@げんしけん>> 支援 あるふぁ 2/3:2007/02/14(水) 19:22:10 ID:2GqSO1oU

荻上の胸の内は、大きな感情のうねりとなって、笹原に突きつけられる。
「……ごめんなさい ごめんなさい
 『投票してほしい』なんて…… 私にそんな事  言う資格ねぇ 」
大粒の涙を流す荻上。
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笹原は静かに、荻上に語りかける。
「じゃあ それ 今年も参加してみよう」
胸中を語ってなお参加を促す笹原に、驚きと戸惑いを隠せない荻上

「ダメですっ…… ダメです ダメダメ……」
「いやまぁ、大丈夫でしょ」
笹原はなおも語りかける
「そんなに ヒドい事にはならないと思うよ? 予備知識あるから」

涙しながらも、少しずつ荻上の心は動かされていくのだった……
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868<<荻上千佳@げんしけん>> 支援 あるふぁ 3/3:2007/02/14(水) 19:23:16 ID:2GqSO1oU
笹原と共に、控え室へと戻る荻上
荻上の心中を案じるメンバーに、荻上が声をかける
「春日部先輩 大野先輩。……ちょっと控え室の外に、いいですか?」

テラスへと赴く咲と大野……

「いまさらエントリーは取り消せないと思うんですよ」
荻上の言葉に決意が宿る。それに耳を傾ける咲と大野。
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荻上の言葉は続く
「連載も終わって、まだ応援してくれる人が…………  という事であれば!
 私 もう、……逃げるの、やめようと思います」

それは流されるのではなく、荻上自身の心が決めた
トーナメントへの参加表明であった……
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そんな、自分にすら自信の持てない、自分ですら嫌いと言ってしまう荻上さんの
心からの笑顔が見たいから……    <<荻上千佳@げんしけん>> 投票よろしくお願いいたします。