第二回漫画最萌トーナメント 投票スレ71

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678<<古河渚@CLANNADオフィシャルコミック>>支援
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◆朋也の羨望

あいつは、渚は、常に好意的だった。
それを朋也ときたらこれ以上ないってくらい突き放して、全て無駄にしてしまった。

           ――何も無くなった…。

いや、元に戻った、という表現が適切かもしれない。

昼休みのことだった。
何気なく外を見ると、渚がいた。
彼女もこちらに気付き、そして…
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679<<古河渚@CLANNADオフィシャルコミック>>支援:2007/02/07(水) 03:19:00 ID:mUirtbiS
>>678

思わず駆け出していた。

無駄にしてしまったはずなのに。
何も、無くなったはずだったのに。


彼女は朋也を必要としていた。思わず泣いてしまうほどに。
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俺みたいな奴でも、必要としてくれるのなら。
俺でいいのなら。側にいてあげよう。


そして朋也は気付く。あの雨の日、渚の好意を突き放してしまった訳を。


――俺はきっと、古河のことが羨ましかったんだろうと思う…