第二回漫画最萌トーナメント 投票スレ71

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561<<古河渚@CLANNADオフィシャルコミック>>支援
●ここまでの支援
>>501 第一回支援まとめ

◆「彼女」との出会い
校門まで200m。そこで立ちつくす。
誰が好んであんな場所に校門を据えたのか、長い坂道が悪夢のように延びていた。

時間はすでに1時間目の開始時間。――しかし、周りに登校中の生徒の姿はない。
朋也はそんな桜並木の坂道をため息をつきながら歩いていた。

ふと、前方を見ると、少女が一人、ぽつんと立っていた。

     『この学校は好きですか? …わたしはとってもとっても好きです』
        ttp://nonamev2ak.sakura.ne.jp/ex/src/ex25078.jpg
          
初めは、朋也に話しかけているのだと思った。

しかし、それは違った。

     ・・・それは、独り言だった。
562<<古河渚@CLANNADオフィシャルコミック>>支援:2007/02/07(水) 01:02:06 ID:52NO7WGh
少女は続ける。


『でも、なにもかも変わらずにはいられないんです。楽しいこととかうれしいこととか、ぜんぶ。
 …ぜんぶ、変わらずにはいられないんです。それでも、この場所が好きでいられますか?』



「見つければいいだろ?」
ttp://nonamev2ak.sakura.ne.jp/ex/src/ex25158.jpg


・・・不器用な奴。そう思った。でも、話しかけずにはいられなかった。
何か、何か分からないけど気になったのだろう。