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第二回漫画最萌トーナメント 投票スレ40
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:
清き一票@名無しさん
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2006/12/26(火) 20:39:00 ID:T3vOxfVH
{{イリューシア@グラン・ローヴァ物語}}支援
●別離(3/3)
>>568-569
の続き
イリューシアの体は、この世界では長くもたないほどに弱っていました。
精霊たちは、既にこの世界から去ることを決め、イリューシアも彼らについていくことに。
ttp://nonamev2ak.sakura.ne.jp/ex/src/ex10489.jpg
だけどイリューシアにとっては既に、憧れた西のさいはての国よりも、
サイアムと共にいたい気持ちの方が強かったのです。
「忘れない。君が俺にしてくれたことを。君の最後の叫びを」
ttp://nonamev2ak.sakura.ne.jp/ex/src/ex10854.jpg
イリューシアの想いは叶わなくとも、確かにサイアムに届いていました。
ttp://nonamev2ak.sakura.ne.jp/ex/src/ex10490.jpg
イリューシアがサイアムと過ごした時間は、彼女の一生からすれば、ほんの短い時間だったでしょう。
けれど世間知らずだった蛇娘は、その短い間で知った、
愛することの暖かさも痛みも全て抱いて、西の果てへと旅立ったのでした……。