第二回漫画最萌トーナメント 投票スレ40

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573清き一票@名無しさん
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●別離(3/3) >>568-569の続き

イリューシアの体は、この世界では長くもたないほどに弱っていました。
精霊たちは、既にこの世界から去ることを決め、イリューシアも彼らについていくことに。
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だけどイリューシアにとっては既に、憧れた西のさいはての国よりも、
サイアムと共にいたい気持ちの方が強かったのです。

「忘れない。君が俺にしてくれたことを。君の最後の叫びを」
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イリューシアの想いは叶わなくとも、確かにサイアムに届いていました。

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イリューシアがサイアムと過ごした時間は、彼女の一生からすれば、ほんの短い時間だったでしょう。
けれど世間知らずだった蛇娘は、その短い間で知った、
愛することの暖かさも痛みも全て抱いて、西の果てへと旅立ったのでした……。