第二回漫画最萌トーナメント 投票スレ4

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654{{ファルネーゼ@ベルセルク}}支援1/5
大富豪の名門ヴァンディミオン家の令嬢にして、法王庁直属・聖鉄鎖騎士団の団長。
同庁より「黒い剣士」と呼ばれる男を連行せよとの命を受け、
真摯な信仰心と使命感に燃え、騎士団を率いて任務の途についた。

■追跡行のすえ、「黒い剣士」を捕らえることに成功する。
(「黒い剣士」はこのマンガの主人公ガッツ)
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■「黒い剣士」を連行した彼女は、自ら鞭を持ち男の尋問に当たる。
が、逆に「お飾りの団長」と挑発され、逆上する。
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■男の胸板に無数についた傷を見て、ひそかに興奮するファルネーゼ。
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■聖職者の身でありながら淫らな情欲に身をゆだねた自分を恥じ、神に祈る。
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■自らの身を戒めるがごとく、わが身を鞭もて罰する。
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655{{ファルネーゼ@ベルセルク}}支援2/5:2006/11/16(木) 16:24:22 ID:BvYd1H3p
■捕われの身であった「黒い剣士」(ガッツ)は、お供のエルフ(パック)の知略で脱走。
ガッツはファルネーゼを人質に取り、聖鉄鎖騎士団の野営地から逃げ出してしまう。

■その途上のこと。パックがファルネーゼにちょっかいを出すが、彼女はエルフに気づかない。
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凝り固まった信仰に身をやつした頑迷な聖職者であるがゆえに
かえって人の世にあらぬ「奇跡」を認識することができないという逆説。

■ところで、黒い剣士ガッツはゴッドハンドと呼ばれる大いなる存在により、呪いの烙印を押された男だった。
その烙印は怨念にまみれた魑魅魍魎の魔物たちを夜な夜な呼び寄せ、彼を襲う。
烙印に引き寄せられるように集まってくる化け物たちを、彼は剣でねじふせる。
その悪夢のような光景を目の当たりにしたファルネーゼは───
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■やがて夜が明け、戦いを終えて朝陽にたたずむガッツの姿に胸を打たれる彼女──
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その一方で、神の御名すら唱えられなかった自らの無力さに打ちひしがれる。

■そして心にぽっかりと開いた穴に、欲望を囁く夢魔がしのびこむ。
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656{{ファルネーゼ@ベルセルク}}支援3/5:2006/11/16(木) 16:25:01 ID:BvYd1H3p
■とり憑かれたファルネーゼは、自らの内なる邪まな欲望に身を委ね───
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■やがて正気に戻った彼女は、無力で愚かな自分のふがいなさに慟哭する。
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■もっとも見られてはならないものを見た男を、生かしておくわけには──
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■話は変わって、法王庁による邪教徒狩りの場面。邪教徒に火を放つはファルネーゼ。
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■彼女は、炎に魅せられた女だった。
邪教徒狩りの現場に出くわした幼年時代のことを回想する──
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■欲望を焦がす炎に当てられ、その熱気を反芻し、自慰に耽る。
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彼女の淫らな情欲は、邪教徒を焼く炎を媒介にして、
聖職者としての大義名分と歪んだ形で結びつき、暗く自己正当化されていたのでした。
657{{ファルネーゼ@ベルセルク}}支援4/5:2006/11/16(木) 16:26:00 ID:BvYd1H3p
■「黒い剣士」追跡の任を解かれ、また自らの信仰心の寄って立つところを揺らがされ、
アイデンティティ・クライシスに陥っていたファルネーゼだったが───。
ある日、自分たちのいる地に黒い剣士がやって来たことを聞き及ぶ。
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■数奇な運命に導かれるようにして再び相見えることになった黒い剣士とファルネーゼ。
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しかしその地では、二人の運命をも弄ぶ、大いなる災いが降りかかろうとしていた。

■幾万もの黒い怨霊たちに周囲を完全に包囲され、身ひとつ隠すこともできない
むき出しの場所に放り込まれた彼ら。その絶望的な状況のなかで黒い剣士は───
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■神に祈っても奇跡はやって来ない。頼れるのはおのれの両手のみ。
黒い剣士は彼女を叱責する。
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■絶望的な夜が明け、何とか生き延びた彼女だったが──
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■彼女は決意する。
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658{{ファルネーゼ@ベルセルク}}支援5/5:2006/11/16(木) 16:26:47 ID:BvYd1H3p
■かの災いの地を立ち去った黒い剣士。それを追いかけるファルネーゼ。
そして二人はみたび、相見える。このとき、彼女のくだした決断とは──
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■神の御名の元にあらぬ罪を着せ、黒い剣士を追い詰めていた事を彼女は詫び、
その贖罪のあかしとして──
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■こうして彼女は、かつては神に仇なす敵として、また自らの暗い秘密を知る人間として
執着し続けてきた男を、今度は自らを導く運命の預言者として選んだのでした。

さてこの先、彼女たちの前にはどんな試練が待ち受けているのでしょう。

ご清聴ありがとうございました。