● 1期10話 「それぞれの胸の誓いなの」 の辺り (3/4)
>>145 の続き
アルフから事情を聞いたなのはは、フェイトを助けたいとの意思をはっきりと示す。
「私は・・私は、フェイトちゃんを助けたい。
フェイトちゃんの悲しい顔は、私もなんだか悲しいの。
だから助けたいの。 悲しいことから。
それに、友達になりたいって伝えた、その返事をまだ聞いてないしね。」
何度もぶつかり、悩み、迷い、その末になのはがたどり着いた一つの答え。
(小説より)
出会ったきっかけであり、今はフェイトの呪縛となっているジュエルシードの回収。
フェイトを助けたいとか、友達になりたいとか、そういったことを始める前に、
まずはジュエルシードの問題を二人で片づけてしまいたい。 そうしなければ進めない。
それは、ジュエルシードをめぐる戦いに決着をつけることだった。
海に面した早朝の公園で、なのはとフェイトは再び対峙する。
アルフは、フェイトに最後の説得を試みた。 しかし、フェイトは静かに首を振るのだった。
「フェイト、もうやめよう。 このまんまじゃ、不幸になるばっかりじゃないか」
「だけど、それでも私は、あの人の娘だから。」