アニメ最萌トーナメント2006 投票スレRound134

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483清き一票@名無しさん
<<芙蓉楓@SHUFFLE!>>萌え文 2/3 >>479の続き
家族として変わらぬ時を送る楓と稟。
神の娘、魔王の娘、不思議な少女、先輩との出会い。次々と訪れる変化の中で、ずっと変わらない二人の関係。
楓はそう思っていました。そんな関係を望んでいました。

ところが、やがて変化は訪れます。稟は亜沙先輩に徐々に惹かれていき、二人はいつか愛し合うようになりました。
楓は離れていく心に気づきながらも、それでも構わないと、ずっと稟の家族として暮らそうとしました。
病気がちな亜沙先輩を気にかける稟。話しかけてもうわの空。破られた約束。
積み重なっていくすれ違いに、改心したはずの悪の心が、楓の中で蘇っていきます。

「稟くんのお世話をすることが、私の生きがいですから」

今まで何度も来ていたはずの亜沙先輩が稟と家に訪れたとき、それは爆発しました。
家族でいたい。稟の傍にいたい。でも、それすらもできなくなる。この人が奪っていく。
「あんたなんか死んじゃえばいいんだ!」

亜沙先輩と楓は、同じ料理部の仲の良い先輩後輩でした。
ひどいことをした稟のお世話をしたいと泣きながら入部を認めてもらい、必死に練習する楓に料理を教えてくれたのが亜沙先輩でした。
そんな人にまで辛く当たってしまうほど、楓は追い込まれ、悪役に逆戻りしてしまったのです。
全ては、稟のために。