アニメ最萌トーナメント2006 投票スレRound132

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23極楽刀 ◆htSERIO.Go
※以下はごく個人的な感想に基づくもので、視聴した全ての人に当てはまるとは限りません※
※おまけに<<近衛七海>>への萌え文ではなく、アニメ作品「ラムネ」への萌え文になってるような気もします※
アニメや漫画というものは当然ながら作り物です。そのため、往々にしてウソ、虚構の要素が付き物です。
その形態は作品によって様々ですが、
第1話の初っ端から「199X年、地球は核の炎に包まれた!」と世界設定そのものに派手なウソを付与した例もあれば、
「主人公に囲碁の名人の幽霊が見える」というレベルの、我々の普段の生活の中にあっても、世界に大きな影響を与える事のないウソもあります。

さて、そのアニメにおけるウソの要素ですが、『ラムネ』においてはどのようなウソがあるでしょうか?
もちろん、「実際の日本の戸籍には、こんな登場人物はいなかったんだよ!」と言うのもありますが、そういうツッコミはどこぞの編集部に任せましょう。
どうでしょう?ラムネにおけるウソ…舞台はのどかな田舎町。出てくるキャラも別に特殊能力があるわけでもありません。
物語も、(当人達にとってはそれぞれ大切な時間ではあるのでしょうが)どこにでもあるような日常がゆっくり流れて行くだけです。
ある日突然戦乱の異世界へ巻き込まれるなんて事もおこりません。
強いてあげれば「こんなすっトロいぽんこつな女の子いねーよ」とか「出てくる女の子が皆かわいいとか変じゃね?」と言った所でしょうか?
それだって前者は個性の範疇(と言うには若干ぽんこつ過ぎるきらいもありますが)ですし、後者もこの作品に限った話ではないかと思われます。

では、ラムネの現実世界と決定的に異なるウソとは何か?それは『善人しか出てこない』と言う点だと思います。
ラムネだけの要素というわけでもありませんし、「なんだよそれ」と思われるかもしれませんが、
ラムネには憎まれ役、敵役、嫌な奴と言ったキャラが一人も出てきません。
主人公・友坂健次と、ヒロイン・近衛七海の恋愛物語を描いたのがラムネなんですが、
他にもかわいい女の子が5人も出てくるのに、修羅場の一つも起きません。