アニメ最萌トーナメント2006 投票スレRound121
[[A0629-UoLVkdKE-KC]] <<八神はやて@魔法少女リリカルなのはA's>>
「あたしはな、この足も体も別に治らんでもええんよ、というか石田先生には悪いけど治るとも思ってない
そんなに長く生きられんでもええ、あの子らがおらんかったらあたしはどうせ一人ぼっちやしな」(A'sSS02)
――彼女を支配していたのは年に似合わぬ生への諦観、死への覚悟・・・あの日までは、乾いた諦観が彼女の全てだった
彼女は今までずっと一人だった、両親を喪い親族もいない・・・学校も行けず、友達もいない
そんな乾いた生活の中に彼女は身を置いていた、しかし6月4日――彼女の9歳の誕生日に全てが変わった
現れたのは4人の守護騎士、彼女を主と呼び、何時も付き従う4人との暖かな生活、それは彼女が知らなかった「家族」の暖かさ
「せやけどあの子達が、シグナムやシャマル、ヴィータやザフィーラがあたしを必要としてる間は、それまであたしは絶対に死んだり壊れたりせえへんで、これはもう絶対に絶対や
あたしは、あなたと皆の、マスターやからな」(A'sSS02)
――乾いた心の中に芽生えた生への執着、数多の不幸を生み出してきた「闇の書」が作った小さな幸せ・・・
大事な誰かを守る事が強さになる、そんな彼女がやっと手に入れた「守りたいもの」、守護騎士という「家族」
その「絆」が彼女を強制された運命――孤独から救い出し、彼女は「家族」を強制された運命――永遠の輪廻から解き放つ
両親はもういないけど、彼女には大切な「家族」ができた・・・今まで孤独だった分を取り返すぐらいに幸せになって欲しいもんです