アニメ最萌トーナメント2006 投票スレRound110

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960清き一票@名無しさん
≪涼宮ハルヒの憂鬱 ストーリー支援≫ (22)  >>959の続き

長門は言った「進化の可能性」と。朝比奈さんによると「時間のゆがみ」で、古泉に
至っては「神」扱いだ。では、俺にとってはどうなのか。涼宮ハルヒの存在を、俺は
どう認識しているのか。俺にとって、ハルヒはただのクラスメイトじゃない。

思い出せ、朝比奈さんはなんと言った。それから長門が最後に俺に伝えたメッセージ。
白雪姫、眠れる森の美女。両者に共通することと言えばなんだ? 俺たちが置かれて
いる状況と合わせて考えてみたら答えは明快だ。

俺はハルヒの制服の肩をつかんで振り向かせた。
「いつだったかのおまえのポニーテールは、反則的なまでに似合っていたぞ」
「バカじゃないの?」
抗議の声を上げかけたハルヒに、俺は強引に唇を重ねた。
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次の瞬間、俺はベッドから転げ落ちて頭を打っていた。
夢か? 夢なのか?
フロイト先生も爆笑しそうな、そんなわかりやすい夢を俺は見ていたのか。
夢だったとすると、俺はいまだかつてないリアルな夢を見たことになる。