アニメ最萌トーナメント2006 投票スレRound110

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393清き一票@名無しさん
≪涼宮ハルヒの憂鬱 ストーリー支援≫ (9)  >>391の続き

夕方まで待って、俺はクラスに戻った。そこにいた人物を見て、俺はかなり意表を突か
れた。学級委員で男女ともに人気の高い、朝倉がそこにいた。友人の谷口に言わせれば
美的ランクAA+の美少女だ。

「ちょっと聞きたいことがあるの。涼宮さんのことね、どう思ってる?」
やれやれ、こいつも涼宮か。
「なにも変化しない観察対象に私はもう飽き飽きしてるのね。だから、あなたを殺して
 涼宮ハルヒの出方を見る」
惚けている暇はなかった。後ろ手に隠されていた朝倉のナイフが一閃、さっきまで俺の
首があった空間を薙ぎ払った。冗談はよせ!
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「冗談だと思う? 私には有機生命体の死の概念がよく理解できないんだけど」
猫を膝に抱いているような笑顔で朝倉はナイフを振りかざした。めっちゃ怖い。
俺は教室から逃げ出そう……として壁に激突した。ドアがない。窓もない。
「今この空間はわたしの情報制御下にある。出ることも入ることも出来ない」
もう、まったく訳がわからない。わかる奴がいたらここに来い。そして俺に説明しろ。
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