アニメ最萌トーナメント2006　投票スレRound110

≪涼宮ハルヒの憂鬱　ストーリー支援≫　（８）　　>>339の続き

古泉によれば、ＳＯＳ団に宇宙人、未来人、超能力者が集まったのもハルヒが３年前に
そう望んだからだという。確かに偶然にしては出来すぎてるな。

しかし、３人ともハルヒに真実を伝えずに、俺に話を振ってくるのはどういう訳だ？
長門は言った。ハルヒが自分の存在価値と能力を自覚してしまうと、予測できない危険
性を生むと。朝比奈さんは言った。禁則事項だと。古泉は言った。ハルヒはまだ自分の
本来の能力に気付いていない。ならばそのまま気付かぬよう生涯を平穏に送ってもらう
のがベターだと。まさに、触らぬ神にたたりなしか。

翌朝、下駄箱に放課後の教室への呼び出しを告げるメモが入っていた。ラブレターか？
差出人のあてもなく、俺はとりあえず部室で時間をつぶしていた。すると、入ってきた
ハルヒがなにげなくＳＯＳ団ホームページをいじくり回している。俺がハルヒの命令で
以前作らされた奴だ。トップページには朝比奈さんのあられもないメイド姿が張り付け
られている……ってちょっと待て！　それは前に撮っていた写真じゃないか！
ttp://mig380.chez-alice.fr/up1/file/a1_055463.jpg

聞けば、ハルヒは朝比奈さんの悩殺画像でアクセス数を増やそうとしたという。なんて
奴だ。俺は画像をゴミ箱に捨て、ハルヒの見ていない隙に隠しフォルダに保存した。