アニメ最萌トーナメント2006　投票スレRound110

≪涼宮ハルヒの憂鬱　ストーリー支援≫　（２）　　>>115の続き

ハルヒによって半ば強引に新クラブ作りに参加させられた俺は、ハルヒに引きずられる
まま「部室」に連れてこられた。ハルヒは休部寸前になっていた文芸部の部室を借りる
算段らしい。相変わらず抜け目がない。
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そこにいたのは文芸部唯一の部員。厚いハードカバーに目を落としていたが、眼鏡を
上げて「長門有希」と短く自己紹介した。俺は彼女がいかに迷惑をこうむるかを説明
したが、「いい」「別に」「どうぞ」とすべて許容されてしまった。こいつはこいつで
変わってるなというのが、そのときの第一印象だった。
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次の日の放課後、ハルヒは部室にすんげえ美少女を拉致してきた。名を朝比奈みくる
さんという。朝比奈さんは怯えきった小動物のような愛らしい姿をしていた。ハルヒに
言わせると、おかしな事件には「萌え」が不可欠で、朝比奈さんがかわいくて小柄で
胸が大きかったという理由なだけで連れてきたらしい。真性のアホだこいつ。
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