<<マシロ・ブラン・ド・ヴィントブルーム@舞-乙HiME>>支援 結1 2/3
>>631の続き
そのとある集団、それはまさしくアオイを身投げへと追いやったヴィントの難民達でした。
砂漠の怪物に襲われる難民達。
村に近づくものは死をの掟から助けることを禁止するアスワド。
助けようとマシロに訴え続けるアリカ。
そしてアオイを奪われた怒りから動くことができないマシロ。
http://j72820.chez-alice.fr/up1/file/a2_005997.jpg その時、マシロの目に今にも殺されそうな一人の少女が映りました。
それは、自分に貴重な水を分けてくれた少女。
それは、飛び降りたアオイに対して「いい気味だよね」といった少女。
そして脳裏に浮かぶアオイの言葉
「大丈夫ですよ、アオイは信じてます。マシロ様はきっと素晴らしい王様になられます」
その少女が弾き飛ばされた瞬間、マシロは弾かれた様に飛び出しました。
ヴィントの民を、自分の国の民を助けるために。