■イース2での女神としてのフィーナ(1/2)■
イース2ではフィーナとレアが現れるのは本当に終盤になります。
ですが、登場しない間もずっと…二人は女神として自分に出来る事をしていたのでしょう。
けれど、彼女達の手助けによってアドルの旅が進むと云う事。
それはそのまま、彼女とアドルの別れが近付くと云う事でした。
イース2の作品の二人は「イースの女神」と「女神に導かれた勇者」です。
その道を二人が選んだ以上…結末は、最初から分かり切っていました。
自分の導きによってアドルが核心に近付いて行くのを…
フィーナは一体、どんな想いで見守り続けていたのでしょうか。
それでも、恐らく最後まで「一人の少女としての人生」に焦がれ、
せめてアドルにとっては「少女フィーナ」でありたいと願っていたフィーナ。
イース2に置ける彼女の役割は…とても切ない物だったのではと思います。