RPG最萌トーナメント投票スレ Round33

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817【フィーナ人物紹介(3)-1】
 記憶を失っていたフィーナですが、穏やかな時間に癒されながら
彼女はずっとゼピック村でアドルの帰りを待っていました。
「アドルさん頑張って下さい。私…待っていますから」と微笑むフィーナ。
ですがその約束は果たされませんでした。
フィーナこそがイースの二人の女神の内の一人だったからです。

――朝日が昇ろうとしていた。
空は次第に明るみを増し、塔の輪郭が浮かび上がってくる。

アドルの心は、旅を終えた充実感に満ちていた。
すべてがやすらぎに満ちていた。

アドルが静まりかえった地上を見おろすと、そこにはジェバの家がひっそりとたっていた。