24組{{ラケル@ティアリングサーガ ユトナ英雄戦記}}支援 1/2
グラムの森に住む猟師。とても有能な弓使いで、女神の申し子とさえ言われる。
荒くれの兵士たち二十人をやっつけるほどの腕前だが、決して命までは取らない。
ttp://mig380.chez-alice.fr/up1/file/a_034835.jpg 両親は殺され、弟のルカとは二人きりの姉弟。互いに思いやり助け合っている。ていうか両者ブラコンシスコン。
料理が大の得意。「お料理なら自信があるわ。食べて行って」
弟のルカも、祝賀会で出されたごちそうを食べながらも「姉さんの料理の方がずっとうまいや」と言うくらいである。
その弓の腕を買われ何度も軍の参加を求められているが、人を傷つけることはできないと断り続けていた。
「人を殺せない兵士が戦争の役に立つのですか?」
だが王女サーシャのカリスマ説得により、彼女もついに陥落。
「私のやり方でいいのならお手伝いします」
……というわけで仲間になったラケル。だが、彼女はその言葉通り、決して人間は殺さない。
つまりゲームシステム上だと、敵兵にどんなに大ダメージの攻撃を与えてもHP1までで寸止めするのである。
しかし結局、生きるか死ぬかの戦場では、彼女の情けは役に立たない。
ぶっちゃけ、プレイヤーが育てたいけど弱っちいキャラでとどめを刺したい時には役に立ってるんだがそれはそれ。
「私は役に立たない……。そんなことは最初からわかっていたことなのに……」
24組{{ラケル@ティアリングサーガ ユトナ英雄戦記}}支援 2/2
>>195からの続き
ラケルがとどめを刺し切れなかった敵が、ラケルが躊躇している隙に、
彼女の弟のルカが殺されるイベントが起きる。
ラケルはとっさに弓をひき、弟を殺した敵の命を奪ってしまう。これがラケルが最初に人を殺す場面である。
……以後、ラケルは敵にとどめを刺せるようになる。
このイベントはプレイヤーの選択により起こさないこともできるのだが、
なんといってもカワイソスなのがラケルにとどめを刺せるようにするためだけに
殺されてしまうルカである……。ルカカワイソス……
また、グラムの森を守ってくれた聖騎士ロジャーに想いを寄せているが、
ロジャーにはいつもくっついて片時も離れない公認の恋人メルがいる。ラケルは陰でロジャーを見つめるだけ。
弟のルカもサーシャ王女にあんまり報われそうにない片思いをしている。つくづく日向の陰の姉弟である。
戦いに勝利することよりも、狩りをしながらおいしい料理を作ることが彼女の幸せなのであろう。
ttp://mig380.chez-alice.fr/up1/file/a_034836.jpg