漫画最萌トーナメント 投票スレ20

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914<王貴人@封神演義> 支援 1/5
詳しいあらすじをフラッシュで紹介するわ。
ネタバレを多く含みますので各自気をつけなさい。
フラッシュが見られない人の為には同じ内容のあらすじ紹介を付けたわよ。

  ゝ^⌒ ヽ
  i, ,ノ、/从i,ヽ      
  ヾi ゚ - ゚ノ     >私は出てこないけどしっかり見るのよっ!  
  /)´串`)ニニつ
  〈〈)  ̄〈       ◎詳しいあらすじフラッシュ   
  /∧ ̄ !        ttp://fujilog.dw.land.to/dakki-d/arasuji.html
  //Zi  |      
 // /i,,,,,,,,i    
 (⌒)  l⌒)
915<王貴人@封神演義>支援 2/5 :2005/11/04(金) 01:28:55 ID:pG9scQMM
時は紀元前11世紀、中国の古代王朝・殷(いん)の末期である。
国を治める紂王(ちゅうおう)は賢王であったが、妲己(だっき)が嫁いできた時にそれは終わる。
自分と、それから誘惑の術によって意思を奪った紂王に逆らう者を次々と残忍な方法で処刑していく妲己。

人間界でそんな日々が続いたある日、崑崙山の長老・元始天尊(げんしてんそん)は自らの一番弟子を呼びつけた。
元始天尊の一番弟子―――それは、この「封神演義」の主人公である太公望(たいこうぼう)である。
彼の才能は師である天尊にさえ測りかねたが、その頭脳明晰(というかズル賢さ)を買われて
仙人界のトップシークレット「封神計画」の遂行者に大抜擢されたのだ。
その内容とはズバリ『妲己の暗殺、及び殷の滅亡後のアフターケア』。
太公望は悩んだ末に、それを引き受けた。というのも、彼と妲己の間には浅からぬ因縁があったからである。

太公望は、もともと「呂望」(りょぼう)という名の人間であり、「羌(きょう)族」と呼ばれる遊牧民族の、族長の息子であった。
しかし彼が12歳の時、当時別の名を名乗って皇后の座に就いていた妲己の一言で、
一族全てが死んだ王と共に埋められてしまったのだ。
父も母も兄も妹も亡くした呂望は「全てを変えなければ、こんなことがいつか続く」と決意。
元始天尊のスカウトに応じて仙人界へと旅立った。

●「ばっかねーんvv おかしを食べればいいじゃないvv」 ttp://ranobe.sakuratan.com/up/src/up67196.jpg
●太公望12歳の悲劇 ttp://ranobe.sakuratan.com/up/src/up67197.jpg
916<王貴人@封神演義>支援 3/5:2005/11/04(金) 01:29:42 ID:pG9scQMM
そうして太公望は殷の都・朝歌へと下った。
そこで妲己の手下を殺し(この事を「封神する」という。魂は元始天尊の作った封神台へと封じられるのだ)
妲己の義理の妹である王貴人を呼び寄せることに成功する。
明らかな実力の差に苦戦するものの、その正確を逆手にとって見事勝利を収める太公望。
石琵琶である本性を現した王貴人は封神しない代わり人質とし、独り、妲己の巣食う王宮へと臨んだ。

しかし待っていたのは完膚なき敗北である。
自分は危うく助けられたが、自分のせいで、自分の出身である一族を殺されてしまった。
太公望は、一人では妲己に太刀打ちできないことを思い知らされ、
殷の西方で栄える地方「西岐」(せいき)へと旅立つ。そうして多くの仲間、味方を得る。
中でもより強力なのは、西岐を治める大諸侯・姫昌(きしょう)そのひとである。
妲己は「殷を滅ぼしたがっているのか」という問いに笑って何も答えない。

○宝貝人間・ナタク ttp://www.uploda.org/file/uporg229697.jpg
○崑崙の天才道士・楊ぜん(ようぜん) ttp://www.uploda.org/file/uporg229699.jpg
○崑崙を飛び出した盗賊・雷震子(らいしんし) ttp://www.uploda.org/file/uporg229702.jpg
○自称太公望の弟子・武吉(ぶきち) ttp://www.uploda.org/file/uporg229704.jpg
○西伯侯・姫昌(きしょう) ttp://www.uploda.org/file/uporg229705.jpg
917<王貴人@封神演義> 支援 4/5:2005/11/04(金) 01:30:23 ID:pG9scQMM
「お聞きしたい。私はこれから何をすべきかを。」
問う姫昌に太公望は言い放つ。
「挙兵して殷を討て!そして新しい国を創れ!おぬしが次の王となるのだ」

殷を倒して新しい国を創る―――
西岐は「周」と、国名を名乗り、公に殷への反逆を表明する。
しかしそれを許さぬ者がいた。殷の太師、聞仲(ぶんちゅう)である。
人間ではあるが金鰲島出身の聞仲と、太公望は真っ向から対立し、それはもともと折り合いが悪かった、
金鰲列島と崑崙山脈の二つの仙人界が、それぞれ殷と周に寄生する形で戦を始める引き金となってしまった。
『仙界大戦』と呼ばれるその抗争により多くの魂が封神され、挙句、金鰲も崑崙も滅びてしまう。
しかしそれさえもが自分の思い通りだと言わんばかりに微笑む妲己の姿があった。

一方で、人間界にも革命の時が迫っていた。
歴史に名高い『牧野の戦い』が始まったのである。

●「釣れますか」 ttp://ranobe.sakuratan.com/up/src/up67207.jpg
○聞仲 ttp://ranobe.sakuratan.com/up/src/up67195.jpg
●仙界大戦後の仙人界 ttp://ranobe.sakuratan.com/up/src/up67209.jpg
●牧野の戦い ttp://ranobe.sakuratan.com/up/src/up67198.jpg
918<王貴人@封神演義> 支援 5/5:2005/11/04(金) 01:31:19 ID:pG9scQMM
戦の最中、妲己は突然姿を消した。
その途端に本来の自分を取り戻した紂王は絶望にかられる。いよいよ殷の滅亡は近かった。
いよいよ歴史は二つの選択肢からひとつの道を選ぶ時がきたのである。
すなわち、殷が残るか、それとも周が興るか。

―――果たして姫昌の息子、姫発(きはつ)は殷へ赴き、紂王を制する。
ここに新たな国「周(しゅう)」が正式に興り、物語は大団円を遂げるか、に見えた。

次第に明らかになる妲己がかしずく存在、『歴史の道標(みちしるべ)』
物語終盤から「封神計画」は二転三転し、太公望の過去・未来を捕らえて巻き込んでいく。
果たして封神計画とは何なのか。
妲己の望みはどこにあるのか。
世界は滅んでしまうのか。

真相は、歴史の中に埋もれかけていた。

●姫発は周の勝利を全民に宣言し、戦は終わる。 ttp://ranobe.sakuratan.com/up/src/up67242.jpg
●妲己の望みとは… ttp://ranobe.sakuratan.com/up/src/up67243.jpg

※あげてしまってすみません