キャラ紹介<水銀燈@ローゼンメイデン>紹介文補足(?)その1
ローゼンメイデンはアニメ化されたことで注目を浴びましたが
原作での人形たちはアニメとは少し性格が異なるようです。
原作者が人形について造詣が深いことと関わりがあるのかはわかりませんが
人形たちへの深い愛情が漫画を見ているとよく伝わってきます
水銀燈は七体作られた人形の中でも少し異なるタイプらしく常に孤独な存在です。
孤独、というのはこの漫画本編の中でもよく使われるテーマで
ローゼンメイデンに登場する人間も人形も皆多かれ少なかれ心に闇と孤独を抱えていますが
冷酷な悪役でもある水銀燈の場合はより顕著かつ深刻のようです。
物語の主軸であるアリスゲームとは人形七体で最後の一人になるまで戦わなければならない過酷な設定です。
物語のヒロインで水銀燈の宿敵でもある人形「真紅」は
アリスゲームに疑問を感じたのか仲間を増やすことを考えますが、対照的に水銀燈は常に一人でした。
それは彼女の性格がそうさせるのか、それとも何か特別な機能がついているのかはまだわかりません
ただ、彼女は誰も信じず、ただ自分が利用する手段か蹴落とす対象としてしか相手を見ることが出来ない人形でした。
一人の少女を除いては。(続く)
[[MT3-GUmV86UD-BC]]
<<水銀燈@ローゼンメイデン>>
とりあえず頼まれたから・・・。
なんかアニメ最燃えはやる気あるんだがなんでだろ・・
<<水銀燈@ローゼンメイデン>>
銀様には我々がついている!
(
>>855、
>>857続きで)キャラ紹介<水銀燈@ローゼンメイデン>紹介文補足(?)その3
一人で生きてきて手に入れた力が真紅と仲間達の絆の前に敗れた水銀燈、追い討ちをかけるような不幸が立て続けに起こります。
自分の住処も壊され、心を通わせられたかもしれない少女とも別れ、ますます孤立し追い詰められた水銀燈は
もはや自分の力で飛ぶこともかなわなくなるほど力が弱っていきます。
敵対している主人公桜田ジュンの前に姿を現したときはもはや痛々しいとしか言いようのない無残な姿でした。
そんな孤立した彼女に何か共通するものを感じたジュンは手を差し伸べます。
彼もまた無思慮な大人のため孤立することを余儀なくされていたのです。
〜その後の顛末は〜漫画本編を読んでいただけると幸いです
アニメでの水銀燈は緊迫した局面でも「乳酸菌とってる?」発言かますなど妙なユーモアのある人ですが
漫画での水銀燈は(ちとお茶目でありますが)とてもそんなこといえるような太い精神ではなく
むしろ繊細な分類に入ります
悲惨な境遇にも関わらず、決して他人に弱さを見せずに一人悪の道を邁進する彼女、
常に余裕が無くその裏返しで脆く危なっかしくて守りたくなるような、
それが漫画での水銀燈なのでしょう。
二次創作でも、お茶目な側面を強調したものや、からかわれるキャラとして扱ったものが人気みたいです。
思わず「そんなに頑なにならなくてもいいのに」と弄ってあげたくなってしまうのかも知れませんね。