第2回2ちゃんねる全板人気トーナメント宣伝スレ-031

このエントリーをはてなブックマークに追加
365週刊少年漫画支援@漫画4兄弟 1/8
 |  
 |             ぽいん
 |..         __      【古今東西漫画比較シリーズ
 |.        ヽ|・∀・|ノ                   ジャンル別1】よぉぉぉ
 |.        ヽ|   |ノ
 |.        ヽ|   |ノ   街の裏側で活躍する男前達や
 |. ぽいん  .ヽ|    |ノ    不思議不思議の漫画を比較、紹介するわぁぁぁ
 |. .   Y⌒Y´ ヽ|    |ノ
366週刊少年漫画支援@漫画4兄弟 2/8:2005/05/23(月) 19:31:30 ID:Yn04L8VK
「シティーハンター」 北条司 集英社 ジャンプコミックス全35巻
 1985年〜1991年に週刊少年ジャンプに連載

新宿で殺し・ボディーガード・探偵などを請け負う主人公・冴羽リョウを
中心とした、ハードボイルドコメディ。
リョウは超一流のスナイーパー(闇の始末人)で、裏社会No.1と呼ばれる程の
腕を持つが、一方で美女絡みの依頼しか受けない女好き。依頼人に手を
出しては、相棒の香に天誅を食らわされている始末だ。香に対しては屈折
した愛情を持ち、「オトコ女」「唯一立たない女」などと、からかっている。

色々な美女にちょっかいをかけながらも憎まれないのは、ふとした行動で、
パートナーの香が一番大切なのだと美女に気付かれてしまうからだ。
二人のやり取りが面白く、見ていてふっと微笑んでしまう。銃でのアクション
シーンを動とするなら、たまに見せる二人のやり取りは静。そのメリハリが
素晴らしい。ギャグとシリアスの絶妙の混ざり具合も魅力。

3度のアニメ化や香港での映画化など、漫画以外の人気も高い。
現在コミックバンチにて、「ANGEL HEART」というタイトルの漫画を連載中。
作者自身が、シティーハンターのパラレルワールドだと言っているが、
あまりの内容に旧来からの読者からは無視される傾向にある。
367週刊少年漫画支援@漫画4兄弟 3/8:2005/05/23(月) 19:32:03 ID:Yn04L8VK
「Get Backers」 原作/青樹佑夜 漫画/綾峰欄人
 週刊少年マガジン連載中 マガジンコミックス29巻まで(30巻は5/17発売)

奪還成功率(ほぼ)100%の奪還屋・美堂蛮(相手に1分間の幻影を見せる『邪眼』使い)
と、天野銀次(体内で電気を発生させられる)が、裏新宿を舞台に活躍するアクション
コミックス。ハンターハンターとシティーハンターを、足して2で割ったような内容。

長編物「無限城編」で、超人バトル漫画の路線が確立。しかし、話が進むにつれ、
同人臭い展開になっていった。さらに、その展開について単行本で、 「やおい
良し!!」 と腐女子漫画化することを肯定する、衝撃のコメントを残す。

後に始まったコナミとのタイアップ企画「神の記述編」では、作者の体調が悪化
するにつれ絵が崩れだし 、路線変更を繰り返したストーリーは意味不明で矛盾
だらけに。その上、長期休載をした挙句、「男同士のキス2ページブチ抜き」を行う。
さらには、単行本の巻末でホモシーンが描けて嬉しかった、と読者を驚愕させる
ようなことを語った。「綾峰氏の最悪の悪行」と呼ばれる事件であった。

アニメ化もされている(TBS系土曜5時30分)が、作画の乱れや夕方放送の厳しい暴力
描写規制などが原因で、相当悲惨な出来となっている。
ちなみに原作者・青樹佑夜は、金田一やリモートの原作者「天樹征丸」と同一人物。
368週刊少年漫画支援@漫画4兄弟 4/8:2005/05/23(月) 19:32:35 ID:Yn04L8VK
◆「シティーハンター」と「Get Backers」に関する比較・検証

今回のテーマは何でも屋。
シティーハンターはどちらかというと、スナイパーとして女性の依頼
ばかり受けているが、一方のGet Backersは奪われたものを奪い返す
のがメインの仕事。

両方の共通点といえば、裏で活躍する存在だということと、舞台が新宿
であるということ。やはり裏社会といえば、新宿なのだろうか……?

徹底的に違うのが武器。
シティーハンターの冴羽リョウは銃を扱うのに対して、ゲットバッカーズの
主人公・二人の武器は、何とも説明しがたい。
自らの静電気体質を生かした、電撃攻撃を得意とする天野銀次と、200kg
の握力をもつ美堂蛮。現実社会を舞台にする割には、ありえない設定だ。

また、シティーハンターを女性ハーレムとするなら、Get Backersは男性
ハーレムだ、という話もある。
369週刊少年漫画支援@漫画4兄弟 5/8:2005/05/23(月) 19:33:18 ID:Yn04L8VK
「レベルE」 富樫義博 集英社 少年ジャンプコミックス全3巻
 1995年〜1997年に週刊少年ジャンプ誌上にて月イチ連載

高校生・筒井雪隆の前に現れた謎の青年は、ドグラ星の第一王子で宇宙一の
天才的な頭脳を持つが、性格の悪さも超一流だった。 王子の無茶苦茶ぶりに
翻弄される周りの人たち、特に王子の側近であるクラフト隊長が面白い。

掲載全16話のみのコンパクトな作品ながら、詰め込まれたアイディアの量は
読みごたえがあり、根強いファンを持つ作品となる。「SFの皮を被ったブラック
コメディー漫画」という異色作の上、作者のサイコな趣味が溢れまくりだった。
月一連載で絵のクオリティも高く、話も練りこまれていて、非常に冨樫色の濃い
漫画になっている。 故に、好き嫌いは極端に分かれている。 冨樫信者から
すれば「最高傑作」だが、合わない人からすれば「気持ち悪い」内容。

登場人物の名前が殆ど作家の名で、筒井康隆、江戸川乱歩、コナンドイル、
エラリークイーンなどをもじったもの。オムニバス形式で描かれていて、一冊
一冊別々でも読める。「想像の斜め上を行く」という名台詞も生み出した。
ちなみに、作者がエイリアンの頭文字をEだと勘違いしていたため、「レベルE」
と命名された。
370週刊少年漫画支援@漫画4兄弟 6/8:2005/05/23(月) 19:33:49 ID:Yn04L8VK
「DEATH NOTE」 原作/大場つぐみ 作画/小畑健
 集英社 少年ジャンプコミックス1〜5巻<以下続刊> 週刊少年ジャンプ連載中

現在ジャンプで連載中の、サスペンス漫画。
主人公の夜神月(やがみらいと)が、名前を書くと死んでしまうノート(DEATH 
NOTE)を拾い、理想の世界(=犯罪者の居ない世の中)を創っていく物語である。
月は次第に世間から、犯罪者を裁く人物として『キラ』と呼ばれるようになる
(killer → キラ)。

ノートの持ち主である死神リュークと共に、せっせと犯罪者を裁いていた
キラだが、ある日『L』という探偵がキラにTV中継で宣戦布告。L vs キラ(月)
の戦いが始まる。
その後、第二のキラ(ヒロインの弥海砂[あまねみさ])の登場や、第三のキラの
登場など緊迫した展開が続くが、まさかの結末で第一部完結。

現在第二部(第一部から4年後)が連載開始。早々から怒涛の展開で、相変わらず
読者をうならせている。
今後、どう物語が展開していくのか、最も楽しみな作品の一つだ。
371週刊少年漫画支援@漫画4兄弟 7/8:2005/05/23(月) 19:34:18 ID:Yn04L8VK
◆「レベルE」と「DEATH NOTE」に関する比較・検証

今回のテーマはミステリー。といっても幅広いが、作りこまれていて、
2ch人気も高い2作品で比較してみる。

作りこまれてるとは言っても、デスノはストーリーだけでなく、トリック・
人間関係に至るまで複雑だ。
一方のレベルEは、SFの皮をかぶったブラックコメディーだが、専門的な
医学知識や生物知識が出てきたり、作者の趣味が詰まりまくっている。

この2作品に共通するのは、人間外の生物が人間と密接に関わっている点。
一方は死神で、もう片方は宇宙人。
どちらも想像上のものだが、綿密にキャラクターが作りこまれているため、
ストーリーには欠かせなくなっている。

徹底的に違うのは、人が死ぬかどうか。
ミステリーというジャンル自体幅広いが、デスノートほど目的を持って
殺人が行われている漫画もない。しかも、その目的は、一見すると正しい
ような気さえしてくるから恐ろしい。
372週刊少年漫画支援@漫画4兄弟 8/8:2005/05/23(月) 19:34:55 ID:Yn04L8VK
        __
       ∩・∀・|ノ  
□………(つ   |    何でも屋さんに電話してみるわねぇぇぇ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  もしもしぃぃぃ
..   妙子の部屋  |  『この電話は現在使われておりません』
.             |                       カチャ ツーツーツー……