第2回2ちゃんねる全板人気トーナメント宣伝スレ-031
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| ぽいん
|.. __ 【古今東西漫画比較シリーズ
|. ヽ|・∀・|ノ ジャンル別1】よぉぉぉ
|. ヽ| |ノ
|. ヽ| |ノ 街の裏側で活躍する男前達や
|. ぽいん .ヽ| |ノ 不思議不思議の漫画を比較、紹介するわぁぁぁ
|. . Y⌒Y´ ヽ| |ノ
「シティーハンター」 北条司 集英社 ジャンプコミックス全35巻
1985年〜1991年に週刊少年ジャンプに連載
新宿で殺し・ボディーガード・探偵などを請け負う主人公・冴羽リョウを
中心とした、ハードボイルドコメディ。
リョウは超一流のスナイーパー(闇の始末人)で、裏社会No.1と呼ばれる程の
腕を持つが、一方で美女絡みの依頼しか受けない女好き。依頼人に手を
出しては、相棒の香に天誅を食らわされている始末だ。香に対しては屈折
した愛情を持ち、「オトコ女」「唯一立たない女」などと、からかっている。
色々な美女にちょっかいをかけながらも憎まれないのは、ふとした行動で、
パートナーの香が一番大切なのだと美女に気付かれてしまうからだ。
二人のやり取りが面白く、見ていてふっと微笑んでしまう。銃でのアクション
シーンを動とするなら、たまに見せる二人のやり取りは静。そのメリハリが
素晴らしい。ギャグとシリアスの絶妙の混ざり具合も魅力。
3度のアニメ化や香港での映画化など、漫画以外の人気も高い。
現在コミックバンチにて、「ANGEL HEART」というタイトルの漫画を連載中。
作者自身が、シティーハンターのパラレルワールドだと言っているが、
あまりの内容に旧来からの読者からは無視される傾向にある。
「Get Backers」 原作/青樹佑夜 漫画/綾峰欄人
週刊少年マガジン連載中 マガジンコミックス29巻まで(30巻は5/17発売)
奪還成功率(ほぼ)100%の奪還屋・美堂蛮(相手に1分間の幻影を見せる『邪眼』使い)
と、天野銀次(体内で電気を発生させられる)が、裏新宿を舞台に活躍するアクション
コミックス。ハンターハンターとシティーハンターを、足して2で割ったような内容。
長編物「無限城編」で、超人バトル漫画の路線が確立。しかし、話が進むにつれ、
同人臭い展開になっていった。さらに、その展開について単行本で、 「やおい
良し!!」 と腐女子漫画化することを肯定する、衝撃のコメントを残す。
後に始まったコナミとのタイアップ企画「神の記述編」では、作者の体調が悪化
するにつれ絵が崩れだし 、路線変更を繰り返したストーリーは意味不明で矛盾
だらけに。その上、長期休載をした挙句、「男同士のキス2ページブチ抜き」を行う。
さらには、単行本の巻末でホモシーンが描けて嬉しかった、と読者を驚愕させる
ようなことを語った。「綾峰氏の最悪の悪行」と呼ばれる事件であった。
アニメ化もされている(TBS系土曜5時30分)が、作画の乱れや夕方放送の厳しい暴力
描写規制などが原因で、相当悲惨な出来となっている。
ちなみに原作者・青樹佑夜は、金田一やリモートの原作者「天樹征丸」と同一人物。
◆「シティーハンター」と「Get Backers」に関する比較・検証
今回のテーマは何でも屋。
シティーハンターはどちらかというと、スナイパーとして女性の依頼
ばかり受けているが、一方のGet Backersは奪われたものを奪い返す
のがメインの仕事。
両方の共通点といえば、裏で活躍する存在だということと、舞台が新宿
であるということ。やはり裏社会といえば、新宿なのだろうか……?
徹底的に違うのが武器。
シティーハンターの冴羽リョウは銃を扱うのに対して、ゲットバッカーズの
主人公・二人の武器は、何とも説明しがたい。
自らの静電気体質を生かした、電撃攻撃を得意とする天野銀次と、200kg
の握力をもつ美堂蛮。現実社会を舞台にする割には、ありえない設定だ。
また、シティーハンターを女性ハーレムとするなら、Get Backersは男性
ハーレムだ、という話もある。
「レベルE」 富樫義博 集英社 少年ジャンプコミックス全3巻
1995年〜1997年に週刊少年ジャンプ誌上にて月イチ連載
高校生・筒井雪隆の前に現れた謎の青年は、ドグラ星の第一王子で宇宙一の
天才的な頭脳を持つが、性格の悪さも超一流だった。 王子の無茶苦茶ぶりに
翻弄される周りの人たち、特に王子の側近であるクラフト隊長が面白い。
掲載全16話のみのコンパクトな作品ながら、詰め込まれたアイディアの量は
読みごたえがあり、根強いファンを持つ作品となる。「SFの皮を被ったブラック
コメディー漫画」という異色作の上、作者のサイコな趣味が溢れまくりだった。
月一連載で絵のクオリティも高く、話も練りこまれていて、非常に冨樫色の濃い
漫画になっている。 故に、好き嫌いは極端に分かれている。 冨樫信者から
すれば「最高傑作」だが、合わない人からすれば「気持ち悪い」内容。
登場人物の名前が殆ど作家の名で、筒井康隆、江戸川乱歩、コナンドイル、
エラリークイーンなどをもじったもの。オムニバス形式で描かれていて、一冊
一冊別々でも読める。「想像の斜め上を行く」という名台詞も生み出した。
ちなみに、作者がエイリアンの頭文字をEだと勘違いしていたため、「レベルE」
と命名された。
「DEATH NOTE」 原作/大場つぐみ 作画/小畑健
集英社 少年ジャンプコミックス1〜5巻<以下続刊> 週刊少年ジャンプ連載中
現在ジャンプで連載中の、サスペンス漫画。
主人公の夜神月(やがみらいと)が、名前を書くと死んでしまうノート(DEATH
NOTE)を拾い、理想の世界(=犯罪者の居ない世の中)を創っていく物語である。
月は次第に世間から、犯罪者を裁く人物として『キラ』と呼ばれるようになる
(killer → キラ)。
ノートの持ち主である死神リュークと共に、せっせと犯罪者を裁いていた
キラだが、ある日『L』という探偵がキラにTV中継で宣戦布告。L vs キラ(月)
の戦いが始まる。
その後、第二のキラ(ヒロインの弥海砂[あまねみさ])の登場や、第三のキラの
登場など緊迫した展開が続くが、まさかの結末で第一部完結。
現在第二部(第一部から4年後)が連載開始。早々から怒涛の展開で、相変わらず
読者をうならせている。
今後、どう物語が展開していくのか、最も楽しみな作品の一つだ。
◆「レベルE」と「DEATH NOTE」に関する比較・検証
今回のテーマはミステリー。といっても幅広いが、作りこまれていて、
2ch人気も高い2作品で比較してみる。
作りこまれてるとは言っても、デスノはストーリーだけでなく、トリック・
人間関係に至るまで複雑だ。
一方のレベルEは、SFの皮をかぶったブラックコメディーだが、専門的な
医学知識や生物知識が出てきたり、作者の趣味が詰まりまくっている。
この2作品に共通するのは、人間外の生物が人間と密接に関わっている点。
一方は死神で、もう片方は宇宙人。
どちらも想像上のものだが、綿密にキャラクターが作りこまれているため、
ストーリーには欠かせなくなっている。
徹底的に違うのは、人が死ぬかどうか。
ミステリーというジャンル自体幅広いが、デスノートほど目的を持って
殺人が行われている漫画もない。しかも、その目的は、一見すると正しい
ような気さえしてくるから恐ろしい。
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∩・∀・|ノ
□………(つ | 何でも屋さんに電話してみるわねぇぇぇ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| もしもしぃぃぃ
.. 妙子の部屋 | 『この電話は現在使われておりません』
. | カチャ ツーツーツー……