第2回2ちゃんねる全板人気トーナメント宣伝スレ-030

＜世界史板より再度の週漫支援です＞
皆、殺伐しておるか？久しぶりに登場の朱元璋である！たえこ共々登場してみたぞ。
本日は週漫の為に、朕の政治理論のコアとなった韓非子の紹介をするぞよ。
え、週漫と関係あるのか？じゃと？文中の韓非のコメントが実は某週漫のもじりなのじゃよ…では参ろう。７レス位使うかのお。
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＜韓非とは？＞
まず韓非子（かんぴ）について説明しようぞ。韓非は戦国時代の韓国（ウリナラではない。
中国中央部にあった国で、一説にはこの韓国の人々が移住した先が朝鮮半島の韓国
じゃそうな）の王子じゃ。頭が非常に良く、諸子百家を統合した大学者・荀子（じゅんし、
三国志の荀イクの先祖）に学んで中国法学を打ち立てたのじゃが、
生まれつき言語障害があり、山下清のようなしゃべり方しか出来ないと言う
思想家としては最大のハンデを背負っていた為に、生まれ故郷の韓国では
受け入れて貰えず、隣国・秦へいかざるを得なかったのじゃ。
当時の秦王は政、のちの始皇帝じゃ。めんどくさいので始皇帝で通すぞよ。
韓非はこういった。
第１巻「初見秦」
ぼくの本をご覧の秦王様、初めまして韓非です。
今号から僕の新連載が始まりました。それではどうぞ。
韓非で「韓非子第一篇 初見秦！」

始皇帝は韓非の書いた本を読み、「こいつに会えるのなら、わしは死んでも
いい！」と感激しまくったのじゃ。始皇帝の頭の中で考えている政治思想を
見事に韓非は理論化し、更に高度なものにしていたのじゃ。

韓非は次々に本を書き上げていったと推測されておる。

第２巻「二柄」
二柄篇完成。賞与だけに留まらず罰則にまで行き渡った君主の権力。
いいんですよ秦王様→<韓非>
韓非は、部下達を思いのママにあやつり、恐れさせ、絶対服従させる法を
あみだしたのじゃ。それが第二巻・二柄（にへい）じゃ。
二柄とは、二つのハンドル。賞与と罰則じゃ。部下に自分のやらせる範囲を
自己宣言させ、その成果が良ければたくさんの褒美を。成果が悪ければ
厳罰を食らわすのじゃ。朕もこのやりかたを参考にして統治を行った。

↓これが厳罰の一例じゃ。「廷杖（ていじょう）」といい、容赦なく棒で
叩きのめすものじゃ。明の家臣はこれをことのほか怖がり、毎日家に帰ると
「今日は何事もなかった」と祝杯を挙げて祝ったという。
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　　　-＝≡ノﾚ )"ﾉﾉﾙλ二二三　. ．　
　　＝二三ノリiｌ ﾟ∀ﾟﾉ ゞ 三三：;∧∵　.：
　-＝二三 　〃 二]つ-++##### ﾟ） .：,　∵
　　＝二三∠_〉〈ゝ 三三∵ /U　/つ
　　 -＝≡ (ノ　ゝﾞ≡≡三 ( ノ ﾉ
あ、叩かれたものがどうかなっておるのは仕様じゃよ？
廷杖は魏の武帝曹操も甚だ好み、曹操の軍師は棒で叩きのめされる屈辱
（屈辱er大河原上か？）を嫌って毒薬を常に携帯し、屈辱を受けた時には
その場で自殺する覚悟だったそうな…おそろしいのお…

閑話休題。韓非は益々調子に乗って書きまくったようじゃ。
第３巻「十過（じゅっか）」
人間はほうっておけばモラル欠如者。あの君臣ら多分義とかわかる
わけないですよね。だって１０のあやまちがあるんですよ？正しいじゃ
なくてあやまち。サル並の馬鹿ですよね秦王様→<韓非>

中国法家では人間を悪としてとらえる。性悪説じゃ。
しかし、その韓非をねたむものが始皇帝にあることないこと悪口を吹き込んだ。
韓非はなげく。こうなると元々言語障害のある韓非はつらいところじゃ。

第４巻「説難（ぜいなん）・孤憤（こふん）」
しかし毎回私の進言はボツを食う。
けどそれは自分が法家であり君子であるとゆう事の誇りだ

説難とは説得の難しさを説く、孤憤とは一人憤（いきどお）ることじゃ。

韓非はついに始皇帝から死刑を宣告されてしまった。まだ若かったらしい。
民衆を嫌い、儒者を嫌い、商人を嫌うという中国型専制体制はこの時に
確立したのじゃ。
最終（に近い）巻「五蠹（ごと）」
君主に逆らう民衆が嫌い。過去の先例を引いて改革に逆らう儒者が嫌い。
生産しない商人が嫌い。厳しい政治が好き。バイバイ（韓非）
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+ ∴;. 　　　　　　　　　　　　　　　　│　法家思想で突き抜けろ！
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…韓非はつきぬけて帰って来なかった。
＜世界史板からの支援を終わります＞