第2回2ちゃんねる全板人気トーナメント宣伝スレ-030

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147週刊少年漫画支援@漫画4兄弟 1/6
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 |             ぽいん
 |.          __
 |.        ヽ|・∀・|ノ   お待たせ妙子よぉぉぉ
 |.        ヽ|    |ノ  【古今東西漫画比較シリーズ 〜チャンピオン編〜】
 |.        ヽ|    |ノ   行くわよぉぉぉ
 |. ぽいん  .ヽ|    |ノ
 |. .   Y⌒Y´ ヽ|    |ノ   いつも伸びてるけど、今日はよくはねるわねぇぇぇ
148週刊少年漫画支援@漫画4兄弟 2/6:2005/05/15(日) 20:14:46 ID:qUMRGUBn
「ウダウダやってるヒマはねぇ!」 米原秀幸
 秋田書店 少年チャンピオンコミックス全21巻
 1993〜1996年に週刊少年チャンピオンに連載

悪ガキコンビの島田亜輝と赤城直巳は、入学先の桜城高校で番長グループを
倒したりヤクザに喧嘩売ったり、騒動ばかり引き起こす。
そこへ二人の幼なじみ・大日方あけみが、静岡から数年ぶりに帰ってきた。
しかし、狂気じみた天草銀(アマギン)もあけみを執拗に狙い続け、東京へと
乗り込んでくる。

亜輝とアマギンは死闘を繰り広げ、決着はついた。そこで二人は、お互いに
共通する孤独に気付き、相手を認めることになる。
やがて、亜輝と直巳はアマギンの抱えるとんでもない大事件に巻き込まれ、
今までに関わった若者たちと一緒に、自らその渦中へと飛び込んでいく――

安定した画力と独特のストーリー展開で、連載当時から読者の高い支持を受けて
いた作品。魅力あふれる登場人物は未だに熱く語られることも多く、特に「狂犬
アマギン」は非道なキャラとして登場したとは思えないほどの、根強い人気を誇る。
安定したレベルの良作を描き続ける作者の、本領が発揮されている作品だと思う。
149週刊少年漫画支援@漫画4兄弟 3/6:2005/05/15(日) 20:15:27 ID:qUMRGUBn
「フルアヘッド!ココ」 米原 秀幸
 秋田書店 少年チャンピオンコミックス全29巻+番外編1巻

孤児の少年・ココの住む街に、ある日大双剣の達人・バーツがやってくる。
憧れの大海賊を目の当たりにして大喜びしたココだが、この男はクレージー
バーツの呼び名通り、dでもない奴だった。
すったもんだの末、ココはバーツの「海賊スイートマドンナ」と共に航海に出発。
ファルコン文明が残した動力石の謎を求め、冒険を繰り広げてゆく。

一方、ファルコン文明は動力石の他に、化獣も残していた。普段は普通の動物
だが、封印を解くと兵器に変身し閃光を放つ、究極の生物兵器。
「オールドブラッド」の血を受け継ぐ者のみが扱える兵器であり、我知らず
その血を宿していたココは、戦いの重要なキーパーソンとなるのだが――

バーツと個性豊かな仲間たちの紡ぎ出す見事な群像劇に、夢中になって読んで
しまうこと請け合い。
キャラクター、ストーリー展開、絵、共に水準が高く、張り巡らせた伏線の見事さに
前の話を読み直してしまうため、中々読み進めない読者泣かせの作品でもある。
漫画喫茶で読む時は、長期戦を覚悟すべし。
少年漫画の、古き良き時代の香りを残した名作といえよう。
150週刊少年漫画支援@漫画4兄弟 4/6:2005/05/15(日) 20:15:58 ID:qUMRGUBn
「南風!BunBun」 米原秀幸
 週刊少年チャンピオン2005年24号より連載開始

今週号に第1話が掲載されたばかりの新連載で、タイトルの読み方は「ハエ!
ブンブン」。

主人公は圧倒的なケンカの強さで有名な、南風文平(はえぶんぺい)。
「ドバエ」とあだ名される最強少年だが、中学卒業をきっかけに暴力を封印し、
大学進学を目指して猛勉強を始めた。

大嫌いな父親のような人間にはならないように、と考えてのことだったが、
父親の失踪・隣町で凶暴な変質者騒ぎといった騒動に巻き込まれていく。
文平とその父親が巻き起こす、ドタバタ青春喧嘩漫画、となるのか……?

謎だらけの父親の存在が気になる。いい意味で読者を裏切ってくれる作者
だけに、今後のストーリーはまだ読めない。要注目!
151週刊少年漫画支援@漫画4兄弟 5/6:2005/05/15(日) 20:16:30 ID:qUMRGUBn
名前  ◆米原秀幸
生年月日◆1967年10月2日
出身地 ◆東京都
代表作 ◆「箕輪道伝説」 秋田書店 少年チャンピオンコミックス 全8巻
       「ウダウダやってるヒマはねぇ!」 同上 全21巻
       「フルアヘッド!ココ」 同上 全30巻
       「Switch」 同上 全13巻

多くの人気作品を生み出している作家。
驚かされるのは、それぞれが全く違う世界観を持つ作品である、ということ。
大人気連載を終えた後の作品というのは、一般には冴えないものになることが
多いが、米原はいつも読者の期待を裏切らない。まさにプロの漫画家である。

話の中盤で方向が大きく変わることが多く、最終的にどこに着地するのかは、
全く予測できない。それでいて、最後まで読んでみると、当初から考え抜かれた
構成だったことが分かる。伏線好きは、是非お勧めしたい。

人間を描くのが好きというだけあって、キャラを生き生きと個性的に描く。
「フルアヘッド!ココ」にはフェミニズムを題材に描いた話もあり、そのスタンス
ゆえか、チャンピオン作家には珍しく女性ファンも多い。
152週刊少年漫画支援@漫画4兄弟 6/6:2005/05/15(日) 20:17:11 ID:qUMRGUBn
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 −=≡  ヽ|・∀・|ノ  以上で【古今東西漫画比較シリーズ 〜チャンピオン編〜】
−=≡   ヽ|    |ノ   を終わるわぁぁぁぁ
 −=≡  ヽ|    |ノ
  −=≡ ヽ|    |ノ  スピードアップ目指すわよぉぉぉ