第2回2ちゃんねる全板人気トーナメント宣伝スレ-018
作家紹介。SFな二人。
殊能将之
デビュー作:「ハサミ男」
代表作 :「美濃牛」
第13回メフィスト賞を受賞した「ハサミ男」でデビュー。
その際行方不明で連絡がつかず雑誌上で呼びかけられていたのが印象的。
普通の作家スレでは新作の発表前後以外は寂れているものだが
公式HPで日記を公開しておりヲチスレとして賑わっている。
日記の話題は主にTVと料理
真矢みき様が大好き。
そのためスレ住人は一時「2ちゃん一真矢みきに詳しいスレ」を自称していたが
最近は若槻千夏に興味の対象が移った模様。
好きな言葉は「芸能IQ」
googleでイメージ検索すると料理の画像が最初に出て来る稀有な作家である。
殊能将之Part20
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1110066036/
大森望
代表作:清涼院流水「コズミック」の帯
ミステリでは帯職人、嘘を言わずに人を騙す名人
「新本格最凶のカード」「体脂肪率0%の新本格」
「98年度ミステリ裏ベストワン」のように
意味を考えると全く誉めてなかったりする帯を手がけ、
実際に読んでみると事実アレであることが多い。
最近は大森帯なのに作品が普通だと騙された気にすらなる。
ええい。この際だから残りも一気に紹介だ。
三人の共通点は…なんだろう?
歌野晶午
デビュー作:「長い家の殺人」
代表作 :「葉桜の季節に君を想うということ」
新本格一期生の中では一番地味でデビュー作も「コレはどうよ?」と思ったもんだが
今となっては内容、刊行ペースともに安定しており、いい意味で安心して読める作家ですよ。
京大勢や島田壮司のように妙な発言をしないのも安心できます。
雑誌に載った島田壮司のエッセイから自宅を探し当て連絡なしに押し掛けたことが
デビューに繋がる訳だが、さすがに「ソレはどうよ?」
歌野晶午 Part2
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1074347563/
赤川次郎(あかがわじろう)
デビュー作:「幽霊列車」
代表作 :「マリオネットの罠」(文春文庫)
「三毛猫ホームズ」や「三姉妹探偵団」、「杉原爽香シリーズ」等の作者。
中高生時代に本を読んだことのある人なら、一冊くらいは読んだことがあるのではないだろうか。
青春ミステリーの大家で、良く初めて読んだ(買った、借りた)ミステリーに名前が挙がる。
かくいう筆者も始めて買ったミステリーはこの人の作品だった。
デビューして27年程で出版された作品は450冊を超え、(一月に1,2冊出してることになる)
20本もシリーズを持つ(うち少なくとも5本以上が10作以上続いている)という無茶苦茶筆の早い作家。
多作作家に付き物のマンネリ感と、話が軽いものが多いことから、すれたミステリ読みからは軽く見られがちである。
設定の面白い物が多いし、作品も某作家のように列車や土地を変えれば何とでもなる物ばかりではないので、
正直なところもう少し評価があってもいいんじゃないだろうかと個人的には思う。
作品は軽妙なユーモアミステリーが主だが、ホラーからショートショートまで何でも手がける。
特に初期作品には後味の悪い話や鬱な展開が多く、現在の作品とのギャップに凹む人も。
赤川次郎
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1106036838/