『徒然草』236段
丹波の国に出雲という所があり、ここにたいそう立派なお社があるという。
我が身に受けた呪いも、霊位の高いこの大社ならばきっと解いて下さることであろう。
そこで聖海上人とその他少数の精鋭を引き連れ、この大社へと詣でることになった。
大社に着いてみると、何かが奇妙である。
よくよく見ると、狛犬が互いに後ろを向いているではないか!
何食わぬ顔で掃き掃除などしている神官を捕まえ、問い質そうとすると、この男がニヤリ
と笑う。それを見た聖海上人が声を上げた。
「皆、油断召さるな! 我々は既に呪術攻撃を受けているっ!」
ドッッッギャァァァァァァ〜〜〜〜〜ン
参照: #
http://www1.ocn.ne.jp/~tanbaiti/tsurezuregusa.html