(角川学園小説大賞つづき)
受賞作
・「バイトでウィザード」椎野美由貴(第六回大賞)
読み手による毀誉褒貶が非常に激しい作品。2ちゃんねるライトノベル板では、ほぼ地雷
(うっかり踏むと大ダメージを受ける作品)認定されているようだが、続編は快調なペースで発行され、
売れ行きも好調らしい。(理不尽キャラでも)妹萌えは強し? それともイラストに騙されてる?
・「消閑の挑戦者〜Perfect King〜」岩井恭平(第六回優秀賞)
勝ち残りバトルゲームというライトノベルにはありがちの設定ながら、キャラクターのアクが
独特の味を出す。続編は一冊のみだが、次シリーズ「ムシウタ」がブレイク中。
・「ネガティブハッピー・チェンソーエイヂ」滝本竜彦(第五回特別賞)
奇妙な味の奇妙な作品で、スニーカー文庫に入らなかったのもよくわかる。しかし、それこそ
奇妙なほど心の奥に響くものがある。作者は講談社等でも活躍し、最近はマスコミ等で
「ひきこもり世代の旗手」扱いされているらしい。なんだそりゃ?
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Writen by 名無し物書き@推敲中(【すばる文学賞】)
and イラストに騙された名無しさん(【角川学園小説大賞】)
※「文学賞メッタ斬り!」
ttp://www.ne.jp/asahi/kaeru/bungei/metta/mettagiri.html ※とは関係ありません。