第2回2ちゃんねる全板人気トーナメント宣伝スレ-017
【作品部門候補作 銀の檻を溶かして―薬屋探偵妖綺談(高里椎奈)】
第11回メフィスト賞受賞作。
兄弟のような3人の男性が営む「深山木薬店」。実は特殊な探偵事務所。
妖怪が関係する事件を専門に扱う探偵事務所の物語、なんだけど…
メインの3人組からそちら系の匂いがぷんぷんしてくる上に、話の内容も…微妙。
というかこれはミステリーなのか?
ちなみにこの本を押していた編集者は「ミステリー系ショタ」と名付けていた。何か納得。
以下推薦のコメント
●(ノ# ゚Д゚) ノ====================「銀の檻を溶かして」
ストライク級の狙いにどんどん怒りがこみ上げてきた。
キャラ萌えばかりで推理がカス。妖怪てオイオイ!
●友達が傑作だって言ってたから買ってみた。
ヽ)ノ_,
l⌒ll⌒i << #)つ こんなの推理小説じゃねぇー!
⌒''⌒ しヘ \
↑ ヽ/ (_ヘ__)
↑ ☆
銀の檻を溶かして
【作品部門候補作 Jの神話(乾くるみ)】
全寮制の名門女子高、純和福音女学院。
そこに入学した坂本優子は、4ヶ月前に自殺した安城由紀という生徒の話を知る。
やがて生徒会長が「胎児なき流産」で失血死し、学園内に不穏な空気が流れる。
一方、女探偵「黒猫」は、生徒会長の父親から事件の真相を探るよう依頼される。
とここまでのあらすじだけみれば一昔前のミステリーなのだが。
優子のパートがえろい。最初は軽い百合だったのがどんどんえろくなって行く。
んで、真相なのだが…ってちょっとまて!××の×××って何じゃそりゃ!(ネタバレに付き伏字)
以下推薦のコメント
● ヽ)ノ_, 真面目に考えてたのに
l⌒ll⌒i << #)つ 何で途中から
⌒''⌒ しヘ \ ロマンポルノになるんだよ!
↑ ヽ/ (_ヘ__)
↑ ☆
Jの神話
●最後にあのオチってあんた…。ちょっとでも本格チックな話を期待した俺がいかんのか〜!
あ-も-なんなんじゃありゃあ!だぅ!
(ノ>Д<)ノ====================『Jの神話』乾くるみ
【作品部門候補作 六色金神殺人事件(藤岡真)】
保険調査員が事故にあい、ほうほうのていで辿り着いたのは青森県の津本町。
時折しも古くから伝わる「六色金神伝紀」を基にした祭りが行われようとしていた。
そして大雪により断絶した村で起こる惨劇の数々。
あるものは衆人環視の中空を飛び壁にぶつかり、またあるものは部屋の中で氷付けになり…
2ちゃんねるで話題になって、一般に広まったというかなり珍しい作品。
内容は上にあるとおりほとんどなんでもありで、しかも文章も下手。
それでも我慢して解決編まで行くと…
もうね、この落ちに持っていくならミステリーなんかいらんのじゃ!
推薦のコメント
●いま解決編のとちゅうなんだがなんだこりゃあ!!
(ノ>Д<)ノ==========(六色金神殺人事件 藤岡真)
【作品部門候補作 ペルシャ猫の謎(有栖川有栖】
深夜、頭を強打されてガス栓を開けられるという被害に遭った男。
幸い大した傷ではなかった彼は、朦朧とする意識の中で「自分とそっくりな男、つまり弟」
が飼い猫を抱いている姿を見たと証言する。しかし弟にも猫にも、その時間には明確なアリバイがあった。
作者と同名の推理作家がワトソン役を、犯罪学者の火村助教授が探偵役を務めるシリーズの一編。
ノベルス版裏表紙には「ミステリ史上屈指の禁じ手?!が炸裂」とか書いてあるが、やっていいことと悪いことがある。
以下推薦のコメント
●有栖川有栖は好きだが、これだけはダメですた!
(ノ>Д<)ノ====================「ペルシャ猫の謎」
●推理もクソもねーじゃねぇか!
───── =≡∧_∧ =
───── =≡( # ゚,_ゝ゚) ≡ ガッ
──── =≡○_ ⊂)_=_ \ 从/-=≡
───── =≡ > _ ノ ))< > -= 「ペルシャ猫の謎」
──── =≡ ( / ≡ /VV\-=≡
───── .=≡( ノ =≡
【作品部門候補作 リアル鬼ごっこ(山田悠介)】
国王が気まぐれで思いついた恐怖のゲーム。
全国の佐藤さんが強制参加の鬼ごっこ。ルールは単純、鬼に捕まったら死刑。
こうして佐藤翼の地獄の日々が始まった…
この作品、ニュー速やガイドラインにも板が立ったので知ってる人も多いでしょう。
1ページに1つは出てくる変な文章(「二人が向かった先はは近所でも有名なスーパーに足を踏み入れた」等)、
貧相すぎる語彙、全く伝わってこない描写、(「全てが”豪華”これ以上の単語が見当たらない程、豪華であった。」)
どれをとっても一級品。素晴らしい。皆が最初に予想するような落ちをやっちゃうあたりも素敵。
一読の価値ありますよ。あ、買っちゃダメです。お金が勿体無いから。
以下推薦のコメント(多すぎるので抜粋)
●金返せ!印税で辞書買え!
(ノ>Д<)ノ==================『リアル鬼ごっこ』
●いや俺もね、わかってたんだよ。タイトル見ただけである種の空気が感じ取れたし・・・
ただ、怖いもの見たさっていうかさ。あるじゃない?そういうことって。
だから、今回はそっちの好奇心のほうに従って行動してみたんだ。
で、どうなったかって?・・・・・・聞かなくてもわかるだろ?そういうことさ。
(ノ>Д<)ノ====================(リアル鬼ごっこ)
●文章も糞ならラストも糞
新古書店に売って新本の売り上げを阻害しようと思った唯一の作品
(ノ>Д<)ノ==================『リアル鬼ごっこ』 BOOK OFF
●本を投げ捨てるくらいじゃ済まん
作者含めこれを出版にこぎつけたやつを投げ捨てたい
買ってしまった自分も投げ捨てられたい
(ノ>Д<)ノ====================(リアル鬼ごっこ)
小 説 を ナ メ ん な ーーーーーー!!!!
●作者さんなら印税分だと思って黙って耐えろ。あ、出版社の担当さんも。
正直、乱丁落丁誤植等以外の「不良品」が出版物にあったとは知らなんだ!
(ノ>Д<)ノ======(リアル鬼ごっこ)===Σ((>◇<作者)
ヽ)ノ
l⌒ll⌒i
⌒''⌒
●地雷と知りつつ踏まずにいられなかった。
_____
(ノ>Д<)ノ====================リアル鬼ごっこ |返却ポスト|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ついでに
(ノ>Д<)ノ====================こいつに教えた国語の先生
もいっちょう!
(ノ>Д<)ノ====================出版社のこいつの担当者
その後の協議の結果、「リアル鬼ごっこ」が見事受賞した。
ちなみにこの時、解説部門も選考が行われていた。
そちらの方もご紹介しよう。
【解説部門候補作 亜愛一郎の転倒(泡坂妻夫)】
眉目秀麗だが、どこか抜けたところのあるカメラマン亜愛一郎(「脳病の王子様」と言われたことも)
ボーっとしているようにしか見えないが、抜群の観察力と独特の論理で謎を解く。
仕掛けられた伏線や横溢する遊び心が楽しい短編集
泡坂妻夫の「亜シリーズ」の第2弾なんですが
●(ノ# ゚Д゚) ノ====================創元推理文庫解説:田中芳樹
シリーズものの2巻目の解説で3巻のラストでわかる真相をばらしてんじゃneeeeeee
「優れた推理小説は結末を知っていても楽しめる」って
それは再読して伏線探したりする場合の話だろ
「正体を明かしても魅力がそこなわれることはないと 思うので明かしてしまうが」
ってお前が判断すんじゃneeeeeeeee
【解説部門候補作 孤島パズル(有栖川有栖)】
英都大学推理研の会員マリア、アリス、江上部長の三人は
宝捜しパズルに挑むべく南海の孤島に赴いた。
平穏な一日目とは裏腹に、二日目には嵐に見舞われ殺人事件まで起こってしまう。
新本格を代表する有栖川有栖の「学生シリーズ」の長編2作目なんですが
●(ノ# ゚Д゚) ノ====================創元推理文庫解説:光原百合
シリーズものの2作目の解説で3作目のネタバレしてんじゃneeeeeeeee
「『孤島パズル』のネタバレが392〜393ページにあるから読みたくない奴は飛ばせ」
って言いながら、『双頭の悪魔』のネタバレが397ページに書いてあるってどういうことだ
わざわざ叙述トリック使ってんじゃneeeeeeeeee
【解説部門候補作 再び赤い悪夢(法月綸太郎)】
ラジオ局の一室で殺人事件に巻き込まれたアイドル畠中有里奈は
作家法月綸太郎に助けを求めて電話をかける。父である法月警視とともに
綸太郎は彼女を救うべく事件の解決に乗り出す。
「頼子のために」「一の悲劇」と続いた悲劇三部作の末尾を飾る長編推理小説です
探偵の意味に悩み続けた綸太郎に一つの結論が出る重要な作品なのですが
●(ノ# ゚Д゚) ノ====================講談社文庫解説:笠井潔
関係ない作品のネタバレをしてんじゃneeeeeeeeee
「頼子のために」「一の悲劇」「ふたたび赤い悪夢」のネタバレは
法月作品だし、断りを入れているが
断りなしにクイーン「九尾の猫」「十日間の不思議」ネタバレしてんのは何故?
古典の有名作品だけど俺は未読だったんだよorz
この物語はフィクションですが、実際に「リアル鬼ごっこ」の被害にあわれた人は沢山居ます。
……私もその一人orz