第2回2ちゃんねる全板人気トーナメント宣伝スレ-017

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461ミス板支援1/3 ◆68...DfWOs
「ミステリー板の知恵」

さて作品紹介です。これまで、この形で紹介したミステリー小説は38作。
たまにはミステリーマンガの紹介もしてみましょう。
462ミス板支援2/3 ◆68...DfWOs :2005/04/12(火) 11:30:31 ID:lP8IzMYh
加藤元浩「Q.E.D-証明終了」
MIT卒の天才高校生燈馬想と、超人的な運動能力と傍迷惑な性格を持つ水原加奈
この二人が事件に巻き込まれたり首を突っ込んだりしながら謎を解く推理マンガ
薀蓄が高校レベルなのは(´・ω・`)ですが
推理自体が面白い、探偵役がDQNなことをしない、畳めない大風呂敷を広げない、
むやみに人が死なない、無意味に話を引っ張らない等、安心して読めます。
ちなみに7巻収録の「Serial John Doe」は日本語に訳せば「連続殺人鬼名無しさん」

たがみよしひさ「NERVOUS BREAKDOWN」
ミステリーマンガの古典ともいうべき作品。
頭の回転は早いのだがすぐに吐く虚弱体質・安堂と、
頭はからっぽだけど体が丈夫な筋肉バカ・三輪の二人の探偵が事件を解くミステリーマンガ。
内容は幅広く、がちがちの本格ミステリーがあれば、ハードボイルドもあり、
スパイものやオカルト、はては無言劇まである。
全13巻で、後半はややネタに苦しんでいる感はあるものの、
無茶苦茶面白いので読んでみてください。
ちなみに、タイトルの意味は「神経衰弱」。
463ミス板支援3/3 ◆68...DfWOs :2005/04/12(火) 11:31:22 ID:lP8IzMYh
画 赤名修・作 真刈信二「勇午」
成功率90%以上の交渉人、別府勇午がさまざまな交渉を成功させていくマンガ。
依頼内容はかなり無理難題なものが多い。(ロシアの諜報機関に監視されている娘を帰国させろ等)
探偵が出てきたり不可能犯罪が起こったりするタイプの話では無いが、
動機や交渉にミステリーのエッセンスが散りばめられているのでミス板のファンは多い。
特にアイルランド編(8巻〜10巻)とオーストリア編(15巻〜17巻)は人気が高い。
なお、毎回主人公が痛めつけられるので、そっち方面を特に期待する読者もいるとかいないとか。

青山広美「九蓮宝燈殺人事件」
バイトで刑事をやってる女子高生、神野鈴子が事件の謎を解き明かすミステリーマンガ。
「大三元殺人事件」や「大四喜殺人事件」など、全ての話に役満の名前がついています。
内容も麻雀に関係のある事件ばかりで、例えば表題作は
「二萬であがれば九蓮宝燈なのに、なぜ八萬であがったのか」という謎から真相が出てきます。
麻雀ミステリー(どんなジャンルだ)の傑作です。
個人的には同じ作者の「バード」(全自動卓で天和をあがる話)もお勧めです。