第2回2ちゃんねる全板人気トーナメント宣伝スレ-015
【新潮新人賞】
創刊100年という世界にも稀な脅威の文芸誌新潮、かつて新潮は、芥川賞を
とっても原稿依頼が来ない(?)、とまで言われていたプライドの文芸誌だ。
そしてその新人賞、相当に硬派である。近年活躍している受賞者
N村F則氏には、何と童貞(神)との噂まであった(真偽不明)。
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受賞者には、受賞後も硬派な作家生活が約束される。
その新人賞史において、認知度の高いメジャーな作家は、何とほぼゼロ(?)。
飽食の現代にプロレタリア文学を志したい若者にはぴったりかもしれない。
ああ、純文学に明日はあるのか!?
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受賞者の年齢層は比較的高め、文章も固めである。枚数は250枚以内。
ホームページに飛ぶと、選考委員であるメガネのダンディズム浅田彰氏が、
(前もって言うべきことはない)と優しく迎えてくれる。
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食肉処理場で牛と向き合う作品『生活の設計』で受賞した佐川光晴氏は、
『縮んだ愛』で野間文芸新人賞を受賞している。また、前述の神@中M文N氏も、
カミュを髣髴とさせる精緻な文体で注目の作家であり、同賞を受賞している。
【角川スニーカー大賞】
現在第十一回を数える。大賞受賞者は、第二回「ジェノサイド・エンジェル 叛逆の神々」
の吉田直、第三回「ラグナロク 黒き獣」の安井健太郎、第八回「涼宮ハルヒの憂鬱」の
谷川流の三人で、角川系ライトノベル新人賞にしては珍しく、三人ともスニーカー文庫で
ヒットを飛ばしている。また、大賞以外の受賞者には、冲方丁(「黒い季節」で第一回金賞)
七尾あきら(「ゴッドクライシス」で第一回金賞)浜崎達也(「トリスメギトス 光の神遺物」
で第三回優秀賞)三雲岳斗(「アース・リバース」で第五回特別賞)浅井ラボ(「されど罪人は
竜と踊る」で第七回奨励賞)などがいる。こうしてみると、地味ながら、受賞者が作家として
残る歩留りは悪くない、とも言える。
しかし、第二回の大賞受賞者吉田直は、ヒット作「トリニティ・ブラッド」のアニメ化を目前に
して、2004年7月15日に逝去。第三回の大賞受賞者安井健太郎は、多くの読者に続編を
待ち望まれながら、2003年から急速にペースダウン。2004年には新刊を出すことができ
なかった。その中で谷川流は、スニーカー文庫と電撃文庫で快調に新刊を出している。
(つづく)
(角川スニーカー大賞つづき)
受賞作
「黒い季節」冲方丁(第一回金賞)
記念すべき第一回の金賞作品でありながら、スニーカー文庫には収録されず、ハードカバーとして
発刊された。確かに秀作ではあるが、ライトノベルと言っていいのかどうか迷う作品。
「ラグナロク 黒き獣」安井健太郎(第三回大賞)
こちらは、いかにもライトノベル的な、ある意味王道を行くアクション快作。そのまま長編に移行
し、人気を博したが、現在は進行が止まってファンを嘆かせている。
「涼宮ハルヒの憂鬱」谷川流(第八回大賞)
ラグナロクとは別の意味でライトノベルの王道を行く、不思議少女ハルヒの物語。読み手によって
毀誉褒貶が激しいが、とにかく印象が強いのは間違いない。現在、続編が四冊発刊されている。
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Writen by 名無し物書き@推敲中(【新潮新人賞】)
and イラストに騙された名無しさん(【角川スニーカー大賞】)
※「文学賞メッタ斬り!」
ttp://www.ne.jp/asahi/kaeru/bungei/metta/mettagiri.html ※とは関係ありません。
【訂正】
ハルヒの続編は現在・溜息・退屈・消失・暴走・動揺の5冊です
乞う御一読