第2回2ちゃんねる全板人気トーナメント宣伝スレ-015
★☆★懐かしアニメ板・思い出の名作紹介 その1★☆★
一次予選でノスタルジー上陸作戦に乗り遅れた我らがアニメ板が、
万感の思いを込めて懐かしの名作を紹介します。
編者が一人しかいないため、セレクションに偏りがあることを前もってお詫びしておきます。
その1は、2/2×7作品になります。
★☆★懐かしアニメ板・思い出の名作紹介★☆★
古来より、悪の栄えた試しなし!教えてやろう、正義の心で!
島流しじゃ〜!!
風力、風向きよし、いっきま〜す!
『我ら、秘密忍者隊、ニャンキー!!』
おっ母、またピザ屋さん飛んでるよ……
キャッ党忍伝てやんでえ
説明しよう!
機械化された大江戸『エドロポリス』は、種々のメカで身を包んだ獣人たちの世界。
町人、侍、忍者、お姫様……人々は、太平の世を謳歌していた。
だがそんなエドロポリスに、幕府転覆を企む悪代官の魔の手が忍び寄っていた。
エドロポリスの一角にある宅配ピザ店『Pizza Cat』。
そこで従業員を務める、ヤッ太郎、スカシー、プルルンの三人は、今日もお気楽に働いていた。
だが、それは表向きの姿。
このPizza Catこそ、エドロポリスの平和を守る『秘密忍者隊ニャンキー』の、秘密基地だったのである──
なーんて建前は、いつしかどこへやら。
はじめの数話こそおとなしかったが、回を経るごとに切れ味を増す
スラップスティックギャグ、パロディネタ、ダジャレ、コント、悪ノリ……
マシンガンのごとく繰り出される笑いの洗礼に、魅力的なキャラクターたちに、
1クール過ぎた頃には、視聴者はもうすっかり虜になっていた。以下にその魅力のごく一部を紹介しておこう。
・ナレーターがお姫様の手によって晒し首にされる(顔写真つき)
・敵メカの名前が『8時ちょうどのアズサ2号』『チョモランマ1/2号』『アカシア3万号』……他にもいっぱい
・出てくるキャラ出てくるキャラどいつもこいつもキャラが立ちすぎ
時事ネタも多いので、今から見る機会があっても面白さは3割減といったところだが、
ぜひ機会があったらブラウン管に穴が開くほど楽しんでほしいアニメである。
★☆★懐かしアニメ板・思い出の名作紹介★☆★
めざせ!めざせ!がんばれ一等賞!つづけ、つづけ、負けるなよ ハッ!
今日が貴様の西郷隆盛!!!
いえ〜い、ダーリン最高じゃ〜ん!
ラ〜ム〜ネ〜ス〜さ〜ま〜〜〜〜〜
『俺はいま、猛烈に熱血してる!!』
NG騎士ラムネ&40
テレビゲーム好きの小学生・馬場ラムネは、ある日なんとなく買ったゲームをクリアしたことから
異世界・ハラハラワールドに送り込まれ、その世界を救う勇者『ラムネス』として戦うことに。
もともと単純な性格だったラムネ少年は、特に迷うこともなく使命を引き受け
おてんばミルク姫と、のんびり屋のココア姫、そして巨大ロボ・守護騎士キングスカッシャーを引き連れて
邪悪な『妖神ゴブーリキ』を打倒するべく、冒険の旅へ出発する。
その行く手には、ゴブーリキの手下・ダジャレ男ダ=サイダーと、セクシー姉ちゃんレスカの二人が
面白おかしく、もとい、恐るべき壁となって立ちはだかるのであった──。
前編にわたってコメディ色の強い、異世界冒険ものファンタジーアニメ。
当時かなりのブームを巻き起こしていた『魔神英雄伝ワタル』の2匹目のどじょうを狙って
ファミコンRPG風少年向け玩具販促アニメとして制作された。
だが、そんな元々の存在意義とはいささか逸脱したような大きいお友達向けのネタや
萌え萌えシーンなどが散りばめられており、その上で子供にもわかりやすい実直なストーリーと
終始明るく楽しい作品の雰囲気なども相まって、子供から大人まで幅広い支持を受けた。
★☆★懐かしアニメ板・思い出の名作紹介★☆★
今週のビックリドッキリメカ〜〜〜〜〜
ポチっとな
ヤッターマン
タイムボカンシリーズの三作目として制作された、変身ヒーローものアニメ。
泥棒の神様を名乗る謎の存在・ドクロベー様に唆されたドロンジョたち三人は、
秘宝・ドクロストンを入手するべく悪事を行っていた。
そんな三悪人を阻止するべく、おもちゃ屋の息子のガンちゃんとそのガールフレンドのアイちゃんは
正義の味方・ヤッターマンとして戦い続けるのであった──
一話完結ものの勧善懲悪コメディアニメ。
もう、実際に見たことがない、あるいは忘れてしまった人も珍しくないだろうが、
『ヤッターマン』そして『ドロンジョ様』という名前だけは、聞いたことがある人が多いんじゃないだろうか。
『科学忍者隊ガッチャマン』の使いまわし的な、どこにでもいるヒーローの主人公側・ヤッターマンよりも
敵側・ドロンジョたち三悪人の、時に笑いを通り越して悲哀すら感じさせる悪役ぶりが光る作品だった。
ドロンジョ様の声優が、先日のび太役を引退した小原乃梨子さんであることは
言われてみるまで案外気が付かないものである。
★☆★懐かしアニメ板・思い出の名作紹介★☆★
あっ、もしもし戦神丸、うん悪いんだけどちょっと来てくれる?
ヒミコもがんばるのだ!!
天使の微笑み 悪魔のえくぼ
君の涙、最後にする理由は 虹の橋が、もうすぐ架かるから
──『次回も、おもしろかっこいいぜ!』
魔神英雄伝ワタル
普通の小学生だった戦部ワタルは、ある日、龍に導かれて創界山という異世界に辿りつく。
この、7つの階層に分けられた不思議な世界は、ドアクダーなる者の支配によって圧政が敷かれていた。
ワタルは、この世界を救う救世主なのだという。
巨大ロボ・龍神丸と、現地人である剣の達人シバラク先生・ちびっこ女忍者ヒミコらとともに、
ドアクダーの支配から創界山を開放するワタルの旅が、いま始まった──
ファミコンの発売以来、テレビゲームというものが子供たちの間ですっかり定着していた。
アニメ業界では、これまでも『聖戦士ダンバイン』等ファンタジーものはあったが、
『ドラゴンクエスト』のブームによって一気にその裾野が広がり、
RPG的なアニメという形で受け入れられる土壌が形成されていった。
魔神英雄伝ワタルは、そんなRPG的アニメの代表作ともいえる作品である。
……『剣と魔法』の『魔法』の部分に代わるものとして巨大ロボットが適用されているのは、
玩具販促という宿命を背負ったことによる大人の事情である。
この作品は、魅力的なキャラクターたちが織り成す、まっすぐで実直なストーリーにより
子供だけでなく多くの大きいお友達の心をも掴み、名作となった。
★☆★懐かしアニメ板・思い出の名作紹介★☆★
騎士道大原則、ひとつ!
覇王大系リューナイト
『アースティア』と呼ばれる世界。
人々は、『リュー』と呼ばれる巨大ロボットを操り、この世界で暮らしていた。
リューナイト『ゼファー』を駆る見習い騎士のアデューは、一人前の騎士になりたいと願い
自ら課した行動規範『騎士道大原則』のもと、修行に励んでいた。
だが、修行の旅を続けるうち、彼は世界の命運を賭けた戦いに巻き込まれていく。
魔神英雄伝ワタルがRPG的ゲームの先駆けなら、覇王大系リューナイトはその完成形といえるだろう。
まだ『巨大ロボット』という呪縛からは逃れられていないが、アースティアは正しく剣と魔法の存在する世界であり
戦士、忍者、僧侶、魔法使いといったコンピュータRPGによく見られるジョブシステムが、
登場人物にも『リュー』たちにも割り振られて、世界観が構成されていた。
しかしあくまでこのような事は味付け程度なので、ゲームをしない人でも問題なく楽しむことはできる。
最終回の展開に賛否両論あるが、真面目な冒険活劇として評価できるだろう。コメディタッチは少なめ。
★☆★懐かしアニメ板・思い出の名作紹介★☆★
主曰く、人はパンのみにて生くるにあらず、されどまた曰く、パンにはパンを血には血を
たとえどのような状況下であれ人は生きることそのものが至上の命題であり
生きるためには糧を得なければならず、それを得んがためにいかなる手段を用いたとしても
その時々の正義によって裁かれるのみであり、生き物としての理からは逸脱するものではない。
しかしながら正義の執行者である警察官においては己の欲望を捨て、
ただ正義のためのみにその力を行使しなければならず
時として警察官という立場が大きな重しとなり、己の欲望との板ばさみにさいなまれるのである。
警察官と言えども人であることには変わりなく、空腹を乗り越えることも、
感情を完全にコントロールすることも不可能なのである。
特車二課を恐怖のどん底に叩き込んだあの忌まわしい事件こそ何よりの証であり、
正義を執行する警察官と言えども、食欲と感情からは決して逃るることあたわずという事実を我々に示すものである。
以上が特異な特車二課の出動記録にあっても特筆すべき事件、上海亭出前強奪事件の全貌であり
あの恐ろしくも奇妙な事件からあえて教訓を引き出すならば、特定の店にその食生活を依存しかつ
その輸送経路の長大さにより、補給の遮断が容易であるという二課の構造的欠陥を指摘せねばならない。
この事実を踏まえ、繰り返し上申している特車二課の居住環境改善要求が通る見通しがない以上
二課単独の対策を講じなければ更なる脅威にさらされた際に
致命的なダメージをこうむる可能性が極めて大であり、ここに警鐘を鳴らすものである。
機動警察パトレイバー
20世紀末の東京。ロボット工学の急速な発達により、一気に社会へと浸透した汎用ロボット型作業機械、レイバー。
土木工事から軍事用まで、ありとあらゆる分野へとレイバーは普及していった。
だがレイバーの普及は同時に「レイバー犯罪」と呼ばれる事件の発生を多発させる事になり、
警視庁はこれに対処すべく、警視庁警備部特殊車両二課・パトロールレイバー中隊を創設。通称パトレイバーの誕生である。
(本編冒頭丸写し)
機動警察パトレイバーは、その警視庁警備部特殊車両二課・パトロールレイバー中隊、通称特車二課に所属する
泉野明、篠原遊馬、後藤喜一小隊長ら面々の織り成す、近未来刑事ものロボットアクション物語である。
ただし、それはパトレイバーという作品の一側面を説明したに過ぎず
『4億5千万年の罠』『特車二課壊滅す!』『地下迷宮物件』『炎の七日間』といった一話完結ものコメディから
『劇場版パトレイバー2 the Movie』のように社会派なテーマを盛り込んだシリアス話まで、
押井守氏の才能が遺憾なく発揮されたアニメ史上に残る名作と言えるだろう。
前期と後期に分けることができるOVAシリーズと、それらの間に挟まれる形でTVシリーズが、その後に三作の劇場版が制作されている。
未見の方は、ぜひ見てほしい。80年代後半に制作されたとはとても思えないクオリティを味わえるだろう。
なお、TVシリーズは基本的な設定は同じだが、押井氏は特定話数の脚本担当としてのみ参加している。
押井氏が参加していない話はやはり普通のアニメでしかないが、決して悪い出来ではないので、
押井氏の話だけつまみ食いせずに全部ひと通り楽しんで欲しいと思う。
近未来ものといいながら、この物語の舞台が20世紀後半、2005年の今から見ると過去の時代であることにも、色々と考えさせられる。
以上です。
実際に貼ってみたら6作品しかありませんでしたorz
次回は『少女たちの時代』編(仮称)。