第2回2ちゃんねる全板人気トーナメント宣伝スレ-015

>>20-28、>>117-125と続いて最後は＜呉＞の武将紹介です！
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　　　　　　　 ／｡ Ｙ　　彡　ﾉ(　ﾟДﾟ) ゝ　中国大陸の南方にある呉には、勇猛果敢な武将が数多く登場します。
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　　　　　　{_　 ,-‐7　　　彡}{　l　ヾ:::＠ヽ　　呉を治めた盟主たちと、孫家三代に仕えた武将たちをどうぞ！
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┏■三国志の名武将紹介　＜呉＞■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃　　　　ｿﾝｹﾝ　　　ﾌﾞﾝﾀﾞｲ
┃　　　　孫堅、字は文台。
┃
┃　「江東の虎」と呼ばれた呉の盟主。暴虐を尽くす董卓を討つため、連合軍に参加する。
┃性格は勇猛果敢で、若いころ旅行途中に海賊数十人が分捕った財宝を山分けしているのを見て
┃すぐさま剣を抜き放って踊り込み、賊の頭を斬ってけちらし、財宝を元の持ち主へ返したという。
┃
┃　反董卓連合軍でも先鋒に名乗りをあげ、第一戦で十分に勝利をおさめたが
┃その戦功に嫉妬した袁術から兵糧の補給を断ち切られ、次の戦いで大敗北を喫してしまった。
┃これに愛想を尽かしたのに加えて、戦乱のうちに伝国の玉璽（皇帝の印）を手に入れたため
┃野心を起こして連合軍を抜け、呉に戻って勢力を拡大していた。
┃
┃　またこの孫堅、有名な兵法書の著者・孫子の末裔と言われており、かなりの戦上手。
┃劉表攻めの水戦の際、夜にかがり火だけを焚いて船で攻め寄せ、相手に矢を使いきらせた後で
┃兵を満載した船で突撃し、上陸に成功した。
┃
┃　その後も篭城した劉表を攻め続けていたが、あるとき援軍を求めるべく抜け出した使者を
┃自ら追って罠に落ち、山上から落ちてきた大岩の下敷きになってしまった。
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┏■三国志の名武将紹介　＜呉＞■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃　　　　ｿﾝｻｸ　　　 ﾊｸﾌ
┃　　　　孫策、字は伯符。
┃
┃　孫堅の長男。父に負けず劣らずの勇猛ぶりで、「江東の麒麟児」と呼ばれた。
┃年十七にして父に劉表攻めの同行を志願し、一番乗りを果たそうと真っ先に突撃をかけるなど
┃覇気に満ち溢れた人。が、初陣で父を亡くすというのも気の毒な話である。
┃
┃　以後、袁術のもとに身を寄せていたが一念発揮し、父から譲り受けた玉璽と引き換えに
┃袁術から兵を借り受けて呉の再興に尽くす。
┃　幼なじみであり義兄弟でもある周瑜とともにあまねく人材を集め、勢力を拡大して
┃ついに呉を平定し「小覇王」と称されるに至った。あの曹操すら「獅子の児とは争えん」と語ったという。
┃
┃　あるとき、孫策は帷幕の諸将たちと酒宴を開いていたが、ちょうどそのとき
┃万病を治す神仙といわれる于吉道士が通りがかったので、諸将は我先にと席を立ち、拝みに行ってしまった。
┃　頭に来た孫策は即座に于吉をひっ捕らえ、首を斬ろうとしたが諸将がそろって命乞いしたため
┃孫策は雨乞いの祭壇を築かせ、三日以内に雨を降らせたら于吉を釈放すると告げた。
┃　すると于吉は三日目に見事大雨を降らせてみせたが、孫策は逆ギレして于吉を斬ってしまった。
┃これにより孫策は于吉の霊に取り憑かれ、みるみるうちに衰弱して息絶えた。年二十七の若さであった。
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┏■三国志の名武将紹介　＜呉＞■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃　　　　ｿﾝｹﾝ　　 ﾁｭｳﾎﾞｳ
┃　　　　孫権、字は厨房・・・もとい仲謀。
┃
┃　孫堅の次男で、孫策の弟。ちなみに妹には劉備に嫁いだ孫夫人がいる。
┃勇猛で知られた兄と違い、内治的な手腕に長けていた。
┃　風采はかなりの胴長で、碧眼紫髯であったため生まれついての漢人ではないとも言われているが
┃そんな人種は世界中どこを探してもいないのではなかろうか。
┃
┃　また孫権は酒乱の癖があり、酒宴の席でついカッとなって部下を殺しかけたりしたので
┃彼は自ら「自分が三杯以上の酒を飲んでから出した命令は無効とする」と宣言したという。
┃
┃　魏の曹操や蜀の劉備と比べるとやはり、いいとこ育ちのぼっちゃんという感じが否めず
┃活躍ももっぱら配下の武将らが目に付く。本人もその辺りは自覚していたらしい。
┃
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┏■三国志の名武将紹介　＜呉＞■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃　　　　ｼｭｳﾕ　　　 ｺｳｷﾝ
┃　　　　周瑜、字は公瑾。
┃
┃　孫策とは幼いころからの親友であったが、呉の二喬とよばれる美女姉妹・大喬と小喬を
┃それぞれ娶り、義兄弟となった。かなりのハンサムガイだったらしく、「美周朗」と呼ばれた。
┃また楽曲を好み、酒宴中に演奏者がちょっと間違ったりするとそちらを振り返ったという。
┃　孫策亡き後は、孫権をたすけ呉の大都督として軍事をとりしきった。
┃
┃　魏の曹操が大船団を率いて呉に侵攻してきたとき、呉では戦うか降伏するかで意見が割れていた。
┃周瑜は交戦するのに消極的であったが、ここで呉に降伏されてはたまったものではない孔明から
┃「どうも曹操は二喬を狙っているようですよ」とけし掛けられ、開戦を決意する。
┃
┃　火計を成功させるため、魏の間者である蔡和・蔡仲に騙されたふりをしたり
┃味方の忠臣・黄蓋とわざと対立してみせたりと謀略をこらすが、孔明にことごとく見透かされており
┃しまいに東南の風まで吹かせたため「生かしてはおけぬ者」と幾度となく暗殺を試みる。が、全て失敗する。
┃
┃　かくして赤壁の戦いには大勝したものの、劉備に領土をねこばばされたため色々と策をこらすが
┃孔明にいいようにあしらわれ、その度に吐血する。とどめに辛辣な内容の手紙を送られ、憤死した。
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┏■三国志の名武将紹介　＜呉＞■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃　　　　ｶﾝﾈｲ　　　 ｺｳﾊ
┃　　　　甘寧、字は興覇。
┃
┃　もとは水賊の頭領で、荒くれ者を率いて傍若無人に暴れ回っていた。
┃腰に鈴をつけており、地元の人々は鈴の音を聞くと「甘寧が来たぞ！」と恐れおののいたという。
┃が、前非を悔い改めて後は劉表の配下・黄祖へ仕えていた。
┃
┃　しかし前科が災いしてあまり重く用いられず、いつか命がけで黄祖を救い出したときも
┃恩賞すら与えられなかったので、見限って呉へ降り、孫権の黄祖攻略を手助けした。
┃以後も呉の将軍としてよく仕える。
┃
┃　合肥の戦いでは、魏の名将・張遼に本陣を奇襲されて全軍意気消沈していた際、
┃負けじと精鋭百人を率いて曹操の本陣を襲撃し、散々暴れ回ったあと一人も討ち取られずに戻ってきた。
┃その勇猛ぶりに呉軍の士気は盛り上がり、孫権に「魏に張遼あらば、呉に甘寧あり」と言わしめた。
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┃　なお、日本の茅ヶ崎に出没したとの噂もあるが、真偽は定かでない。
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┏■三国志の名武将紹介　＜呉＞■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃　　　　ﾘｮﾓｳ　　　　ｼﾒｲ
┃　　　　呂蒙、字は子明。
┃
┃　孫策のころから呉に仕える。猛将として知られたが、やがて知略にも通じ
┃周瑜亡き後は呉の大都督をつとめた。
┃
┃　魏・呉・蜀三国の中心とも言える要所・荊州は名将関羽が守っており、
┃各地には異変があったらすぐに知らせる狼煙台を連ねて警戒していたため、呂蒙は手が出せなかった。
┃　そこで呂蒙は、当時まだ無名の若輩であった陸遜に守備を任せて関羽を油断させ、
┃関羽が魏を攻めるべく遠征した際に、狼煙台を奇襲してあっさりと荊州城を占領してしまった。
┃
┃　その際、呂蒙は「物を盗むものは斬刑に処す」という触れ書きを出したが、ある雨の日、
┃自分と同郷の兵士が農民の竹笠を盗んでいたのを見つけた。
┃「つい出来心で」と兵士は命乞いしたが、呂蒙は法の厳正を守り、首を切って街頭に掲げたという。
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┃　なお、ようやく荊州城が落ちたのを知った関羽は急いで退却したが、呂蒙は追撃の手を緩めず
┃蟻一匹逃がさない完璧な包囲網を敷き、ついに関羽を生け捕って首を斬った。
┃　が、その祝宴の途中に呂蒙は関羽の怨霊にとりつかれ、孫権に恨みの言葉を吐いて息絶えた。
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┏■三国志の名武将紹介　＜呉＞■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃　　　　 ﾀｲｼｼﾞ　　　　 ｼｷﾞ
┃　　　　太史慈、字は子義。
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┃　もと劉ﾖｳに仕え、勇と義にあふれた武将。だが劉ﾖｳにはあまり重く用いられなかった。
┃孫策が劉ﾖｳのもとへ攻め込んできた時、孫策が十数騎のみで偵察に出てきたことがあった。
┃　物見からこの報告を受けた太史慈はこれぞチャンスだと献言したが、劉ﾖｳは罠だと言って聞かず
┃やむなく太史慈はただ一人で孫策の元へ挑みかかった。
┃
┃　そしてうまく孫策を誘い出し、一騎打ちを演じたが一向に勝負はつかず、
┃ある際に両者は馬から転げ落ちて組み合った。孫策は太史慈の背中にさしてあった短剣をつかみ、
┃太史慈は抜かせじと孫策の兜をひっつかんで離さなかった。
┃　そのうちに兜のヒモが切れ、両者は互いに分かれ各々の手には相手の武具が残された。
┃折りよく孫策の援軍が来たため、その場は引き分けとなったがお互い「良将よ」と感じていた。
┃翌日、孫策は陣頭に出て太史慈の短剣をかざして挑発したが、太史慈もまた兜をかざして挑発してみせた。
┃
┃　そんなこんなしているうちに、別方向へ回った周瑜に本城を攻め取られ、劉ﾖｳは諦めて身をくらました。
┃太史慈はなお忠節を尽くし、敗残兵をまとめて抵抗していたが、孫策の計にかかって生け捕られてしまう。
┃「はや首を斬れ」と太史慈は覚悟を決めたが、孫策の説得に心を打たれ、以後呉の将軍として尽くした。
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┏■三国志の名武将紹介　＜呉＞■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃　　　　ﾘｸｿﾝ　　　 ﾊｸｹﾞﾝ
┃　　　　陸遜、字は伯言。
┃
┃　孫権の代から呉に仕え、軍略智謀に長けた名将。だが若輩のため最初はあまり有名ではなかった。
┃関羽を呂蒙が討ったことにより、激情に駆られた劉備の大軍が呉に攻め寄せたが
┃周瑜、呂蒙亡き今誰を司令官にするかで呉は悩んでいた。
┃
┃　孫権は、かつて呂蒙が年下の陸遜を先生と敬っていたのを思い出し、急遽召し出して
┃一躍司令官に命じたため、最前線にいた諸将は驚き、かつ「あんな小僧が」と憤慨した。
┃　さらに陸遜は、全軍に堅く守って決して打って出るなと命じたため、
┃戦にはやる武将らはそろって押しかけ不平を口々にしたが、陸遜はまるで聞き入れない。
┃諸将は「こんな腰抜けが司令官では戦にならん」と呆れ返っていたが陸遜は気にもとめなかった。
┃
┃　やがて、陸路を攻めあぐねた劉備の大軍は、川を利用して呉の本土まで入ってきた。
┃その陣形が長くなり、守りの重厚さを欠いたのを見た陸遜は今こそとばかりに諸将を集め、
┃火計を仕掛けて総攻撃をかけた。ために蜀軍はことごとく焼き払われ、劉備は失意のうちに逃げ落ちた。
┃　この大計により、陸遜の名声は広く知れ渡ることとなった。
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以上、三国志の名武将紹介でした。　　　　　　　　　　三国志・戦国板 http://hobby5.2ch.net/warhis/