第2回2ちゃんねる全板人気トーナメント宣伝スレ-015

神武以来の天才！加藤一二三の魅力

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　　　 ／ミ　　　　　 !　》》》 　　　　　　　　将棋スーパースター列伝の一番目に挙げられた
　　／ミ　　＿　　》》　∬∬ ヽ　　　　　　 加藤一二三九段。しかし、その魅力・言葉・行動など
　 /　　　　　　~~─-ヽ　ヾ''　＼　　　　　　まだまだ語り尽くせません。
　/〜彡　＼　　　　　　　　　　ヽ　　　　　そんな愛すべき棋士「ひふみん」について特集します。
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　　　　　＼　　　　　　　~~;;　 　/ 　　　日本将棋連盟の加藤一二三九段の紹介ページ
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・記録
最年少棋士
第9期順位戦C級2組西組（1954年度）デビュー。この時14歳3ヶ月。四段昇進は1954年8月1日。

最年少A級八段
第12期順位戦B級1組(1957年度)を12勝2敗で昇級。18歳。

最年少名人挑戦
第14期順位戦A級(1959年度)を6勝2敗で挑戦権獲得。20歳。第19期名人戦(1960年4月14日)
大山名人に初挑戦。ちなみに直前の1月15日に結婚し話題となる。媒酌人は升田幸三。

・あだ名
神武以来の天才
神武天皇以来、即ち日本始まって以来の天才の意。四段から八段までの頃がちょうど
「神武以来の好景気」（神武景気）で、「神武以来」という言い方が流行っていた。

一分将棋の神様
一分将棋になっても間違えずに勝ち切ることから。敬虔なクリスチャンである本人は、
「神様と呼ばれるのはちょっと、達人とかならまだいいんですけど」と言っている。

・食べ物
考えるのが面倒くさいので、対局中は昼食・夕食共おなじものを食べる。また、おやつ等
なんでも大量に食すことでも有名。囲碁将棋を問わず対局中の棋士は極度の緊張状態に
あるため、あまり食が進まないのが普通とされている。加藤の食欲を目の当たりにし、
「この人には絶対勝てない！」と棋士になる夢を捨てた奨励会員は多数と言われている。

うな重
最も有名。別冊サライで紹介されるくらい有名。「ふじもと」のうな重2100円。
「ふじもと」以外では南千住の「尾花」がお勧めとのこと。
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対局中の食事は決まったものしか食べない。ここ十年近く「ふじもと（将棋連盟近くの
うなぎ屋）のウナ重、二千百円」が定番だった。いつも上着のポケットに千円札二枚と
百円玉一個のセットが二つ入っている。昼食用と夕食用。注文と同時に現金が出せる
ようにしてあるのだ。
鈴木宏彦「戦う将棋指し２」別冊宝島編集部編

・服装
ネクタイ
ことのほかネクタイを長く結ぶ。　ttp://hifumide.gozaru.jp/tie.jpg

・対局時の行動
対局時の奇行が加藤の魅力の一つとなっている。マナー違反も多いが盤上没我ゆえのこと
なので、愛されているのだと思う。

あと何分？
加藤「あと何分？」
記録係「残り〜分です」
このやり取りを立て続けに何度もやる。一分将棋になってからでもやる。秒読みしている
記録係は間違えるといけないのでとても緊張する。

駒を打ち付ける
体重を乗せて力一杯駒を打ち付ける。普通はもっと手加減する。盤上の駒を吹き飛ばす
こともしばしば。駒を割ってしまったことがあるという噂もある。

空打ち
指す前に調子をつけるように手にした駒を盤にパチンパチンと叩きつける行為。空打ちした
後に駒を元の位置に戻すこともある。古くは升田幸三なども空打ちを得意としていたらしいが、
近年は加藤以外では稀。

長考
序盤のなんでもないところで1時間以上の長考をする。7時間の長考を行ったという情報も
あるが未確認。

ズボンをずり上げる
気合が乗ってくると膝立ちになりズボンをずり上げる。
ttp://www.asahi-net.or.jp/%7Ewa9t-nkn/turu14062603.jpg

相手の後ろに回りこむ
棋譜並べのときに盤を先後反転させて鑑賞・検討する人は多いと思う。加藤の場合、
これを対局中にやってしまう。盤を動かすわけにはいかないので相手側に回り込み腕組み
して盤を見下ろす。通常は手洗いから戻ってくるついでや相手が席を外しているときに
やるのだが、熱が入ってくると相手がいてもお構いなしにやってしまう。
ttp://www.asahi-net.or.jp/%7Ewa9t-nkn/turu15020501.jpg
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先崎が見かけたときも加藤は例によって、相手側の方に立ってじーっと盤を睨みつけていた。
5分、10分。静かにそして真剣に。さてはてどんな局面なのだろうかと先崎は近づいていった。
そしてひっくり返りそうになった。
加藤が睨んでいたその局面はまったくの先後同型だったからである。
大崎善生「編集者Ｔ君の謎」

賛美歌
敬虔なクリスチャンなので対局中も賛美歌を歌う。
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内藤　〜中略〜ある夜、升田先生と呑んでいたときに、先生、ぼくにこぼしてね。
「内藤君、俺も対局中に浪曲をうなるけど、あの賛美歌はどう思うかね」と。浪曲のほうが
まだ将棋に合うんだ。賛美歌を歌われると、どうも調子が狂ってしまう。
内藤國雄・米長邦雄「勝負師」

神経質
・盤の位置を入念に整える
・ストーブの位置を入念に整える
・みんな寒くないのにストーブをつける
・みんな暑くないのにクーラーをつける
・エアコンの音が気になるので消そうとしたら、間違えて部屋の照明を消した
・滝の音がうるさいと言って滝を止めさせた
・川の音がうるさいと言って宿泊部屋を替えさせた
・波の音がうるさいと言って宿泊部屋を替えさせた
・車の音がうるさいと言って宿を替えさせた
・でもクリスマスパーティーの賛美歌の声には文句を言わなかった

1970年のクリスマスに下井草教会にて受洗。聖イグナチオ教会所属し、結婚講座の講師を
務める。洗礼名はパウロ。
1980年は名人挑戦者になれなかったので聖地巡礼の旅に出る。バチカンにも行き教皇に謁見。
1986年には聖シルベストロ騎士勲章を授与される。

・名言
パパ、勝ったよ　（勝ったとき、家に電話して）
ウヒョー！（第40期名人戦第八局で詰みを発見して）

あの滝は止まりませんか？
（箱根湯本の天成園での対局で。秩父の美山荘の時は天然の滝だったので止められなかった）

人から見て長く見えるのはわかってます。でも、自分ではまだ短く結びすぎているような気がする
（ネクタイが長すぎると感じませんか？と聞かれて）

それでは私が決めていいでしょうか
（第62期名人戦第6局の立会人を務めた時、対局者が使用する駒を決めかねているのを見て。対局室爆笑）

食事は、簡単に食べられるうな重あたりがよろしいのではないですか
（立会人を務めた時、千日手になりそうになって関係者が夕食の心配をしているのを見て。控室失笑）