第2回2ちゃんねる全板人気トーナメント宣伝スレ-013

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22世界@名無史さん
時間一杯まで支援を続けましょう。
船の戦いのお話です。

大砲登場以前の昔の海戦では、
艦首の喫水線下に設けられた衝角で相手の船に衝突して船体に穴をあける、
というのが戦術の基本でした。

ところがこの戦術、実は砲撃戦が当たり前だった第一次大戦でも使われたんです。
この大戦中にドイツは計14隻のUボート(潜水艦)を
英国の水上艦船の衝角戦術(衝突戦術)によって失っているんですね。

というのは、大戦初期における水上艦艇による対潜水艦戦のありようは
(1)Uボート発見後、水上を航走しているなら砲撃によってこれを攻撃し、
(2)潜行途中なら衝突によってこれを撃沈する、というものだったのです。
当時の軍艦にはまだ衝角が残ってたり、船首が衝突に耐えられるように
頑強に造られたものが多かったことがこの戦術を可能にしていました。