第2回2ちゃんねる全板人気トーナメント宣伝スレ-012

このエントリーをはてなブックマークに追加
15(▼皿▼) 台詞屋 ◆kNkAB9DQ7c
FFDQ的<<ハード・業界>>支援 1/6

 ゲームをやったことのない方にとって、<<ハード・業界>>というカテゴリーだけで
板がひとつある、というのは、どういうことかわかりにくいかもしれません。
 けれど、ゲーム好きな我々(いわゆるゲーマー)にとって、新作ゲームのハードが
何になるか、また、新たに出るハードにどんな特徴があるのか、ということは、
大問題なのであります。そして、その業界(ゲームメーカー等)の動向というものも。
 そこで、ファイナルファンタジー(FF)&ドラゴンクエスト(DQ)の歴史を例にとり、
ゲーマーにとってのハードの重要性を語ってみよう、というのがこの支援の内容です。

 FFは現在メインシリーズが11作(ネットゲームである11を加えれば12作)、
DQはメインシリーズが8作でています。
 FFにはタクティクスという少々傾向の違うシリーズなどもありますし、どちらにも
出て来たキャラを活かしたシリーズがありますが、ややこしくなるのでここでは
省きますね。
 尚、文章中でぼかした表現を使っていたり、あげている数字が古い場合もありますが、
ざっとおおまかに伝わればいいや的ざっくばらん支援ですので、大目に見てやって
くださいませ。
16(▼皿▼) 台詞屋 ◆kNkAB9DQ7c :2005/04/04(月) 16:05:12 ID:8ltdC6xb
FFDQ的<<ハード・業界>>支援 2/6
 さて、これをご覧の方の多くはパソコン経由でしょうし、今さら言葉の説明は
不要だと思いますが、念の為に。
 ここで言う「ハード」とは、ゲームをプレイすることのできるゲーム機を指します。
ゲームを全くしたことのない方でも、ファミコン、ゲームボーイ、プレイステーション、
セガサターン、ドリームキャスト、PSP、ニンテンドーDS等の名前のうち、どれかは
聞いた事があるのではないでしょうか。
 これらは全て、ゲームのハード名です。これをもっと具体的に考えてみると

パソコンというハードに2ちゃんねるビューワーというソフトを入れると2ちゃんねるが
快適に見られる、というのと全く同じで、
プレイステーション2 という ハード に ファイナルファンタジー10 というソフトを
入れると、FF10が遊べる、のであります。

 ハードが無ければ、ソフトはただのゴミくずになってしまうのでした。説明くどくて
すみません。
 とまあ、ここの最後の2行だけ書けばいいんじゃまいか、と言わず、もうしばらく
この文章におつきあいくださいな。
まずは、FF/DQの発売日と、それぞれのハードの発売時期&販売数の概要をみてください。
17(▼皿▼) 台詞屋 ◆kNkAB9DQ7c :2005/04/04(月) 16:05:35 ID:8ltdC6xb
FFDQ的<<ハード・業界>>支援 3/6

・1983年7月 ファミリーコンピューター 発売 累計販売台数 6200万台
  1986.5 DQ1 150万本  1987.1 DQ2 240万本 
  1987.12 FF1 52万本  1988.12 FF2 76万本
  1988.2 DQ3 380万本  1990.2 DQ4 310万本 
  1990.4 FF3 140万本 
・1990年11月 スーパーファミリーコンピューター 発売 累計販売台数 4900万台
  1991.7 FF4  144万本  1992.9 DQ5 280万本
  1992.12 FF5 245万本  1994.4 FF6 255万本
  1995.12 DQ6 320万本 
・1994年12月 プレイステーション 発売 全世界累計販売台数 1億台以上
  1997.1 FF7 328万本  1999.2 FF8 360万本
  2000.7 FF9 273万本  2000.8 DQ7 400万本  
・2000年3月 プレイステーション2 発売 全世界累計出荷台数 4000万台以上
  2001.7 FF10 220万本  2003.3 FFX-2 200万本
  2004.11 DQ8 359万本〜
(売上数のデータはそれぞれ別の場所から拾っていますし、いつの時点の数かも不定。
あくまで「こう言われているらしい」程度の参考に眺めてください。正確な数は社外秘かと)
18(▼皿▼) 台詞屋 ◆kNkAB9DQ7c :2005/04/04(月) 16:06:04 ID:8ltdC6xb
FFDQ的<<ハード・業界>>支援 4/6

 FF&DQは、ファミコンという愛称で知られるファミリーコンピュータで7本、
スーファミで5本、プレステで4本、プレステ2で3本出ている……というのが、
>>17 で知って欲しかったことのひとつです。
 これらのハードは、ファミコン系が任天堂、プレステ系がソニー系列の会社で
作られています。おそらく、ゲームハードの中での知名度も1,2を争うのでは
ないでしょうか。
 しかし、実は、プレステの発売時、他にも同じような機能を持ったゲーム機が
登場していました。
 セガからはセガサターン、任天堂からはNINTENDO64です。
 FFを作っているスクエア、DQのエニックスの両社は、自社ではソフトしか
作っていませんから、スーファミ以降のシリーズをどのハードで出してくるのか、
ということが注目されました。ファミコン系で最も売れたのは、任天堂で出している
スーパーマリオ系列のゲームだったそうですが、FFもDQもかなりの売上数ですから、
注目度も高いのですね。
 そして、1996年1月にFFの新作がプレステで発売されると発表され、次いで
エニックス社もプレステ参入を発表したことで、プレステが一気に売れてゆくことに
なるのでありました。
19(▼皿▼) 台詞屋 ◆kNkAB9DQ7c :2005/04/04(月) 16:06:24 ID:8ltdC6xb
FFDQ的<<ハード・業界>>支援 5/6

 ちなみに、プレステで一番売れたソフトはDQ7、プレステ2ではDQ8なのだそうです(国内)。
ここで、もう一度>>17 の発売時期一覧表を見てください。DQ7の発売された2000年8月には
すでにプレステはグレードアップした新機種プレステ2の時代に突入しています。
 そして、ゲーマーは、全てのハードを購入するわけではありません。お金もかかりますし
場所も大変ですから。イメージとしては、家庭用ビデオ録画機の半分程度の大きさのハードが
何種類も散乱している状態を思い浮かべていただければ。
 いくつもあるハードをTVにつなごうと思えば、その配線だけでも一苦労です。今はTVに
つなげた一本の線を分岐させてそれぞれのハードにつなぐことで、TVとハードとのつなぎかえ
作業をしなくて済むように工夫されたコードなども販売されていますが、ビデオとテレビの
配線だけでも頭を痛めた方には、きっと気の遠くなるようなお話でしょう(自分はそれを
見越してテレビデオを買ったような人間です…余談ながら)。
 もし、プレステ2を購入した人が、それまで持っていたプレステをすでに捨ててしまって
いたとしたら。DQ7があれほど売れたはずはありません。
 ところが、プレステ2には、素晴らしい機能がついていました。それは、「プレステとの
互換機能」です。つまり、プレステ2でも、初代プレステのゲームが遊べるようになっていた
のです(ちなみに、ファミコンのゲームはスーファミでは遊べません)。
20(▼皿▼) 台詞屋 ◆kNkAB9DQ7c :2005/04/04(月) 16:06:53 ID:8ltdC6xb
FFDQ的<<ハード・業界>>支援 6/6

 DQの製作者ほりいゆうじ氏は、プレステ2でもプレステのゲームが遊べると聞いて、
「助かった」と思ったそうです。DQは、発売予定日にちゃんと発売されたのが最新作の
DQ8だけ、という困ったゲームでもあるのでw、DQ7をプレステで発売すると決めた時点では
プレステ2の事は遥か先の物語だったのでしょうか、ね。

 さて、だらだらと書いてきてみましたが、ハードの進歩と売れるソフトがどのハードから
出て来るのか、ということの間には様々な意味で密接な関係があるのだということが、
なんとなく伝わりましたでしょうか?
 その他、それぞれのハードの機能の違いによってソフトで出来る事が違うから
どうのこうの、あのソフトメーカーはゴニョゴニョといった話題は、是非ゲハ板さんに
行ってみてください。
  |\_/ ̄ ̄\_/|
__\_|  ▼ ▼ |/   それでは最後にお約束。
| G.G.N.|\  皿 ∩ 
 ̄ ̄ ̄と´    ノ.   グローバルゲーミングネットワーク!
      (_つ ノ  ttp://www.geocities.jp/sweetlab_er/ghard.html
       (_ノ             TEAM FFDQ@GGN