第2回2ちゃんねる全板人気トーナメント宣伝スレ-011

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【クラ板アルバム 第6回〜音楽の神に愛された天才の演奏美学・モーツァルト】
こんにちは、クラシック板です。眠気すら襲ってくる気だるい昼下がり、2ちゃんねらーの
皆様いかがお過ごしでしょうか。「クラ板アルバム」第6回をお届けします。

「作曲家の中で一番の天才を挙げよ」と言われれば、さて誰の名前が出るでしょうか。クラヲタには
それぞれお気に入りの作曲家がおり、こう言う議論は不毛な反面楽しいものです。ですが、恐らく
多くの人が「この人こそ天才の中の天才だ」と、その才能を誰もが認めるのが「神童」、
ウォルフガンク・アマデウス・モーツァルトではないでしょうか。まあ彼の場合は「天才」
「神童」の他に、「変人」がおまけについてきますが(笑 「俺のケツをなめろ」なんて
曲を書いてみたり、わざと下手糞な演奏をするような曲を作曲してみたり、曲にまでその
変人ぶりが現れているのはご愛嬌。

そんなモーツァルト。当然ピアノの名手でした(当時のピアノはまだ現在のものとは違いますが)が、
一体どんな演奏をするのでしょうか。何となくイメージで「マシーンのように正確な演奏」を
していたような気がしませんか? ところが、事実はそうではないのです。
491クラシック板支援(2/2):2005/04/04(月) 15:00:46 ID:0sPJnzBO
モーツァルトは、親戚への手紙の中でこう書いています。「僕は、やたらと技巧的なものは
嫌いです。機械のような演奏には価値はありません」。何とも意外な気がしませんか?

そして彼は、このようにも書いています。「演奏家は、たとえどんな難しい曲を弾いても、
それを観衆に気付かせてはなりません。自分にでもできる、くらいに思わせねばなりません。
これこそ本当の演奏です」。天才ならではの何とも深い言葉。このモーツァルトの言葉は、
音楽のみならず、他のジャンルにも当てはまるのではないでしょうか。

今回はそんなモーツァルトの曲を聴きましょう。あの「マリオブラザーズ」のオープニング
テーマと言えばお分かりでしょう。

では、モーツァルト作曲 セレナードト長調「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」から
第1楽章を、ブルーノ・ワルターの指揮でどうぞ。
ttp://op774.hp.infoseek.co.jp/eine1.mp3

次回、「クラ板アルバム」最終回。午後5時にお送りする予定です。