第2回2ちゃんねる全板人気トーナメント宣伝スレ-011

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455クラシック板支援(1/6)
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   彡 ´∀`)< モナ澤征爾のクラシック知ったかぶり講座。
   (]づ∞´]つ―
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はじめてのクラシック、CD紹介番外編〜クラシックのレーベル その2

第2回では、ここのところメジャー以上に元気な、個性あふれるマイナーレーベルをご紹介します。

[Hyperion]
http://www.hyperion-records.co.uk/
イギリスの新興レーベル。
メジャーとは異なり、創設者が自らの耳で演奏家を発掘していきながら発展していった。
リストのピアノ曲全集や、シューベルトの歌曲全集、フォーレの歌曲全集など、
なかなか度胸のある企画を打ち続けている。
456クラシック板支援(2/6):2005/04/04(月) 13:49:09 ID:S4tIeGtt
[Chandos]
http://www.chandos.net/default.asp
これもイギリスを代表する新興レーベル。
自国イギリス音楽の録音を積極的に行っており、他にも、メジャーがあまりカバー
しない部分を細かくフォローしている。録音の質にも定評がある。
ちなみに、一部の人から毛嫌いされているw、吉松隆の作品もここから出ている。
[BIS]
http://www.bis.se/index.php
スウェーデンのレーベル、BIS。土地柄、北欧・東欧スラヴの音楽が充実しているが、
日本との関係となると、海外で好評を得たバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)との
一連の録音を挙げる必要があるだろう。BISとBCJのコンビによる、大バッハの
カンタータ全集プロジェクトは今も進行中である。
[Harmonia Mundi]
http://harmoniamundi.com/home_html.html
http://www.bmgjapan.com/classic.html
ハルモニア・ムンディと読む。 ドイツとフランスに同名の会社があり、
かつては提携していたものの現在は完全に別会社。フランスのほうが活動が活発で、
いろんな分野のCDを出している。バロック・古楽系や宗教系が充実しているだろうか。
中でも“顔が微妙に志村けんに似てる”フィリップ・ヘレヴェッヘの録音は評価が高い。
http://harmoniamundi.com/uk/popupphoto.php?img=../Publish/album/779/901857_G.jpg
457クラシック板支援(3/6):2005/04/04(月) 13:50:35 ID:S4tIeGtt
[ARCHIV]
http://www.deutschegrammophon.com/
http://www.universal-music.co.jp/classics/index.htm
ドイツグラモフォンの古楽部門レーベル。
ガーディナーのベートーヴェン交響曲全集などが有名。

[Marcury]
かつてアメリカで設立されたレーベル。独特のポリシーの下に制作された録音は、
30年以上経った今でも高い評価を得ている。現在はユニバーサルが版権を持っている。
クラシック部門はLiving Presenceシリーズとして発売され、ドラティの「1812年」など
様々な名録音を生み出した。最近ではSACDとして再復刻が始まっている。

[TESTAMENT]
http://www.testament.uk.com/
採算がとれないからといって死蔵させてばかりいる英EMIの古い音源を、
こつこつと復刻してくれている、ヲタには誠にありがたい会社。
しかし、どうもCDの盤質がムラムラで悪い、という声も根強い。
458クラシック板支援(4/6):2005/04/04(月) 13:51:24 ID:S4tIeGtt
[ORFEO]
ドイツ、ミュンヘンのレーベル。珍しくホームページがない。
ザルツブルク音楽祭やバイロイト音楽祭の実況録音、バイエルン放送協会や
ウィーン放送協会に眠る音源をCDとして発売している。
ヲタの間では、G・クラウスとO・アイヒンガーという二人の人物が話題になることがある。
理由は……要はEMIと同じような話である。

[Berlin Classics]
http://www.edelclassics.com/index_js_edelclassic.html
http://www.avexnet.or.jp/classics/
旧東ドイツの演奏家の制作によるレコードを販売していた、旧東独の国営会社
シャルプラッテンのレーベル。今もedel classicsのレーベルとして生き残っている。
このレーベルは広汎な分野に録音を残しており、目立たないが注目すべき物も多い。
日本では徳間がライセンシーなのだが、去年avexがここの音源を扱うことになり、
「全てCCCDにされてしまうのではないか」「正式にライセンシーになり、ライセンサーに
輸入権を行使させる気かも」など、ちょうど輸入権が問題となっていた時期だったために
さまざまな憶測が飛びかった。ちなみに、SACD・CCCDハイブリッドという奇妙なディスク
を販売しているのは、avexだけではないだろうか。
459クラシック板支援(5/6):2005/04/04(月) 13:52:06 ID:S4tIeGtt
[Melodia]
旧ソ連時代、演奏家が制作したレコードを販売するために作られた国営のレーベルで、
ソ連国内の(音楽に限らない)ありとあらゆるものを録音しており、
その全体像は誰にもつかめない。今はメロディアレーベル自体は事実上消滅している。
ソ連解体の余波で、音源のライセンス関係がかなり混乱してしまったようだが、
現在、さまざまなレーベルがメロディア音源の復刻を手がけている。

《国内レーベル》
[FONTEC]
http://www.fontec.co.jp/
日本独自のクラシックレーベルとしては老舗の部類に入るだろう。
最大のお得意様は公共図書館?との陰口あり。

[EXTON]
http://www.octavia.co.jp/
クラシック事業をやめてしまったポニーキャニオンから独立した、
プロデューサー兼エンジニア江崎友淑氏のレーベル。
チェコフィルといった東欧オケの録音や、一定の売上が見込める朝比奈隆、
小林研一郎といった有名どころの音源も手がけている。
正直、サイトがあまりにもお粗末なので何とかして欲しい。
460クラシック板支援(6/6):2005/04/04(月) 13:55:06 ID:S4tIeGtt
[ALTUS]
http://www.altusmusic.com/
キングインターナショナルが最近新設したクラシックレーベル。
日本で行われた、有名オーケストラによる“伝説的”演奏会の
実況録音を積極的にCD化している。
[DENON]
http://columbia.jp/classics/
日本コロムビアのレーベル。昔は東独とレコード共同制作したりと硬派なレーベル
だったが、最近は演奏家をアイドル的に売り出す、いわゆる「Jクラシック」路線を
推し進めている。(例えば、高嶋ちさ子、竹松舞、高木綾子など。)
その裏には、“5000枚売れればヒット”という、クラシックレコード業界の
厳しい現実がある。 ここの廉価盤シリーズ「クレスト1000」は硬軟取り混ぜて
非常に充実しており (3000円以上のフルプライス盤が、いきなり1000円に
なったものも少なくない)初心者からヲタまで大満足。

レーベル紹介、これにておしまい。いかがだったでしょうか。クラシックのCD売り場で、
「EMIは録音が悪いからなぁ」とか、「Hyperion置いてないのかよ」とか呟けば、
あなたは立派なクラヲタ、「クラシック通」を気どれます(笑)。
さて、このあとはCD紹介(2)でお楽しみください。