第2回2ちゃんねる全板人気トーナメント宣伝スレ-011
彡彡ミ彡
彡 ´∀`)< モナ澤征爾のクラシック知ったかぶり講座。
(]づ∞´]つ―
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はじめてのクラシック、CD紹介番外編〜クラシックのレーベル その2
第2回では、ここのところメジャー以上に元気な、個性あふれるマイナーレーベルをご紹介します。
[Hyperion]
http://www.hyperion-records.co.uk/ イギリスの新興レーベル。
メジャーとは異なり、創設者が自らの耳で演奏家を発掘していきながら発展していった。
リストのピアノ曲全集や、シューベルトの歌曲全集、フォーレの歌曲全集など、
なかなか度胸のある企画を打ち続けている。
[ORFEO]
ドイツ、ミュンヘンのレーベル。珍しくホームページがない。
ザルツブルク音楽祭やバイロイト音楽祭の実況録音、バイエルン放送協会や
ウィーン放送協会に眠る音源をCDとして発売している。
ヲタの間では、G・クラウスとO・アイヒンガーという二人の人物が話題になることがある。
理由は……要はEMIと同じような話である。
[Berlin Classics]
http://www.edelclassics.com/index_js_edelclassic.html http://www.avexnet.or.jp/classics/ 旧東ドイツの演奏家の制作によるレコードを販売していた、旧東独の国営会社
シャルプラッテンのレーベル。今もedel classicsのレーベルとして生き残っている。
このレーベルは広汎な分野に録音を残しており、目立たないが注目すべき物も多い。
日本では徳間がライセンシーなのだが、去年avexがここの音源を扱うことになり、
「全てCCCDにされてしまうのではないか」「正式にライセンシーになり、ライセンサーに
輸入権を行使させる気かも」など、ちょうど輸入権が問題となっていた時期だったために
さまざまな憶測が飛びかった。ちなみに、SACD・CCCDハイブリッドという奇妙なディスク
を販売しているのは、avexだけではないだろうか。
[Melodia]
旧ソ連時代、演奏家が制作したレコードを販売するために作られた国営のレーベルで、
ソ連国内の(音楽に限らない)ありとあらゆるものを録音しており、
その全体像は誰にもつかめない。今はメロディアレーベル自体は事実上消滅している。
ソ連解体の余波で、音源のライセンス関係がかなり混乱してしまったようだが、
現在、さまざまなレーベルがメロディア音源の復刻を手がけている。
《国内レーベル》
[FONTEC]
http://www.fontec.co.jp/ 日本独自のクラシックレーベルとしては老舗の部類に入るだろう。
最大のお得意様は公共図書館?との陰口あり。
[EXTON]
http://www.octavia.co.jp/ クラシック事業をやめてしまったポニーキャニオンから独立した、
プロデューサー兼エンジニア江崎友淑氏のレーベル。
チェコフィルといった東欧オケの録音や、一定の売上が見込める朝比奈隆、
小林研一郎といった有名どころの音源も手がけている。
正直、サイトがあまりにもお粗末なので何とかして欲しい。
460 :
クラシック板支援(6/6):2005/04/04(月) 13:55:06 ID:S4tIeGtt
[ALTUS]
http://www.altusmusic.com/ キングインターナショナルが最近新設したクラシックレーベル。
日本で行われた、有名オーケストラによる“伝説的”演奏会の
実況録音を積極的にCD化している。
[DENON]
http://columbia.jp/classics/ 日本コロムビアのレーベル。昔は東独とレコード共同制作したりと硬派なレーベル
だったが、最近は演奏家をアイドル的に売り出す、いわゆる「Jクラシック」路線を
推し進めている。(例えば、高嶋ちさ子、竹松舞、高木綾子など。)
その裏には、“5000枚売れればヒット”という、クラシックレコード業界の
厳しい現実がある。 ここの廉価盤シリーズ「クレスト1000」は硬軟取り混ぜて
非常に充実しており (3000円以上のフルプライス盤が、いきなり1000円に
なったものも少なくない)初心者からヲタまで大満足。
レーベル紹介、これにておしまい。いかがだったでしょうか。クラシックのCD売り場で、
「EMIは録音が悪いからなぁ」とか、「Hyperion置いてないのかよ」とか呟けば、
あなたは立派なクラヲタ、「クラシック通」を気どれます(笑)。
さて、このあとはCD紹介(2)でお楽しみください。